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令和6年度食品表示懇談会 第1回 個別品目ごとの表示ルール見直し分科会 概要

令和6年度食品表示懇談会 第1回 個別品目ごとの表示ルール見直し分科会 概要(本文1,545文字)
 
 
1. はじめに
内閣府消費者庁は、令和6年05月29日に「令和6年度食品表示懇談会 第1回 個別品目ごとの表示ルール見直し分科会」を開催します。
 
趣旨(原文)
現在、コーデックス委員会の食品表示部会において、「技術革新を利用した食品情報の提供に関するガイドライン」の策定に向け、国際ルールづくりの議論が進んでおり、このような国際的な議論に我が国としても能動的に対応していく必要がある。
政府としても、「消費者基本計画工程表」において、「合理的でシンプルかつ分かりやすい食品表示制度の在り方について、国際基準(コーデックス規格)との整合性も踏まえながら、有識者から成る懇談会において順次議論していく。」としていることから、「令和5年度食品表示懇談会」を開催し、今後の食品表示が目指していく方向性について、中長期的な羅針盤となるような食品表示制度の大枠の議論を行った。「令和6年度食品表示懇談会」では、個別品目ごとの表示ルールと食品表示へのデジタルツールの活用について議論を行っていく。
 
2. 議題
(1)個別品目ごとの表示ルールについて
(2)調理冷凍食品の個別品目ルールの説明及びヒアリング(一般社団法人日本冷凍食品協会)
(3)その他
 
3. 議事・資料
【議事次第】第1回個別品目ごとの表示ルール見直し分科会
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_01.pdf
【資料1】R6年度版食品表示懇談会開催要領
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_02.pdf
【資料2】令和5年度食品表示懇談会取りまとめ
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_03.pdf
【資料3】個別の品目ごとの表示ルールの見直しの検討について
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_04.pdf
【資料4-1】調理冷凍食品の品目ごとの表示ルールの見直しの検討について
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_05.pdf
【資料4-2】一般社団法人日本冷凍食品協会提出資料
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_06.pdf
【資料5】ヒアリング結果概要(正式)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240528_07.pdf
【議事録】第1回 個別品目ごとの表示ルール見直し分科会
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/meeting_materials/assets/food_labeling_cms201_240624_01.pdf
 
4. 議事概要
4-1. 令和5年度食品表示懇談会取りまとめ
・諸外国との表示制度の整合性:国際基準との整合性を図りつつ、個別事情を踏まえる。
・個別品目ごとの表示ルール:横断的な基準に合わせる方向で見直す。
・食品表示へのデジタルツールの活用:代替的な手段による情報提供を検討する。
・改正内容の施行時期:事業者の対応を考慮した施行時期を設定する。
・食品表示制度の消費者への周知:分かりやすく丁寧な情報提供を行う。
・各検討事項の議論の進め方:専門家による議論の場を設け、丁寧な議論を進める。
4-2. 個別品目ごとの表示ルールの見直し
・個別品目ごとの表示ルールは、JAS法由来のものが多い。
・見直しにあたっては、消費者にとって分かりやすさや合理的な選択の観点から検討する。
・定期的な見直しを行うことを検討する。
・見直しにあたっては、JAS規格、公正競争規約、食品表示基準の違いを整理する。
・事業者、消費者等の意見を十分に聞いた上で議論を進める。
4-3. 食品表示基準、公正競争規約、JAS規格の関係
・食品表示基準:全ての食品関連事業者が遵守する義務表示等を規定。
・公正競争規約:業界団体が自主的に表示する事項を設定。
・JAS規格:品質等を定めた基準を満たしたものにJASマークを付す。
4-4. 個別品目ごとの表示ルールの見直しの考え方
・個別品目ごとの表示ルールは、時代とともに役割を終えているものも多い。
・個別品目ごとに関係する業界団体からヒアリングを行い、ルールの要否及び改正の必要性を検討する。
・ヒアリングは複数回実施することも想定される。
・令和6~7年度の2年間で、一定の結論を得たい。
4-5. 加工食品の義務表示制度
・加工食品には、名称、原材料名、添加物、内容量、期限表示等、19種類の義務表示事項がある。
・個別品目ごとの表示ルールは、これらの義務表示事項ごとに定められている。
4-6. 個別品目ごとの表示ルールの見直しにおける検討事項
・個別品目ごとの表示ルールの必要性
・個別品目ごとの表示ルールの内容
・個別品目ごとの表示ルールの改正時期
 
 
 
<一次情報>
令和6年度食品表示懇談会 第1回 個別品目ごとの表示ルール見直し分科会の開催について(令和6年5月22日公表)
https://www.caa.go.jp/notice/assets/food_labeling_cms201_240522_01.pdf
 
<動画配信>
Zoomにて(要事前申込)。
 

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