HSS型HSPのわたしをすこしづつほどいてみる
はじめに
わたしはおそらくHSS型HSPである。
繊細なくせに好奇心が強く刺激を求めてしまう。
だいぶ自滅しやすい生き物だなあと自認しており、いままでもHSS型HSPのネガティブな部分を全面に感じながら生きてきてしまった。
齢30に足を踏み入れた、ただのにんげんです。
職歴もふわふわっとしており、今までは環境に左右されて向かい風のあおりを受けることが多かった。イルカのバブルリングに巻き込まれたクラゲみたいな。
そんなわたしのHSS型HSPあるあると、おのれを取り巻く環境がHSS型HSPにどんな影響を与えていくのか?を少しづつ書いていってみようと思います。
生き方を模索している最中なのでこちらを読んでくださる方のコンパスにはなれないですが、共感者としてともに生きていくことは出来るかなと思っております。
HSS型HSPあるある
こちらの文章に興味をもってここまで読んでくださった方はある程度HSS型HSPについてご存じの方が多いかと思います。
HSS型HSPの特徴
繊細で疲れやすいのに、好奇心旺盛で刺激を求めしまう。
外向的な性格ではないので、人との交流はあまり求めず、一人で静かに過ごすことを好みます。飽き性なので、行動や言動がコロコロ変わってしまったり、刺激が欲しくてチャレンジしたいがリスクが怖いので行動できずその状況にいらいらする。「アクセルとブレーキを同時に踏んでいる」という表現が言いえて妙なやつです。
こちらを読んだHSS型HSP以外の方は「なんなんだこの生き物は?」と思うかもしれません。わたくしもそう思って生きています。
今回はこちらの特徴を自分なりの認識で深堀していきたいと思います。
好奇心はあるのに、行動できない、そしてそれに爆発
HSS型HSPは非HSS型の方よりも感情の起伏が激しいんじゃないかなと思っております。周囲の環境を把握する力、情報量を多く吸収してしまうHSPという特徴の中に、「より多くの情報が欲しい!」「刺激が欲しい!!」というよくばりさんがついてくる。ですが刺激に対する敏感さはHSPと同様に持っているため、自分で欲しがった情報量に疲労困憊に…という自滅ルート。
また、刺激を求めてしまう飽き性さんなので、ルーティンが続いていると「このままでいいのか?」という謎の焦燥感に襲われ、勝手に焦り、刺激欲しさに転職を繰り返してみたり、人間関係をリセットしてみたり、そして繊細さが出てくると転職することに対する恐怖が襲ってきて、逃げの転職になってしまったり、何も行動できない自分に対して怒りを感じて爆発してみたり、対人関係もなかなかにこんがらがった状態になってしまう。
ひんやりとした夜中にLINEの少ないお友達数を見ながら「わたし、ひとりぼっちなのかしら…」と嘆いてみたり(自分で人間関係リセットしたからなんだけど!)、夜と昼の顔を持つ難儀ないきものだなあと思います。
※もしこんなのがHSS型HSPだと思われては困る!という方はご連絡ください!ぜひお話聞かせてください。
振り回されることばかりだけど悪いことばかりじゃない
大きな橋の左側から右側までを感情が行ったり来たりするHSS型HSPですが、悪いことばかりではなく、自己理解を進めればいいこともあります。
・HSSの行動力で冒険に行き、HSPの感受性で世界を眺めること
これがうまくいったときは本当に気持ちがいい!スマホとお水を鞄に入れて、右に行くか、左に行くかだけ決めててこてこ散歩してみたり。
知らない駅でえいっと降りてみて、猫を案内役にして探検してみる。
畑になぜかおいてある錆びたパイプ椅子にノスタルジックを感じながら雲の形で季節を感じてみる。そんなゆったりとした充実感を味わえるのは素敵なところ。
・HSSの探求心で知識を吸収し、HSPの細やかなさで気づきを最大限得る
探求心の塊のようないきものなので、自分の好きなことにはとことん向き合っていくタイプ。一通り吸収し終わったあと、HSPの面から世界を眺めたときにはたと気づくことも大いにあり。そこに嬉しさも感じるし、気づきをもたらしたおのれの直感にナイスゥ~!となるわけでございます。
本日のまとめ
ということで少し文章を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
今後はHSS型HSPのわたしから見た世の中のHSPあるあるエピソードについてお話していけたらなあと思っております!
また、こんどご覧いただければうれしいです。またね。
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