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三年目

40
三年目の文章です
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#詩みたいななにか

真夜中

真夜中

#閲覧注意

時が止まったような時間
ふかい夜

自分の奥底から
こえを聞いたようで
ふりかえる

ココロのどこかを
小動物のツメで
ひっかけられている

そんな風に
どこか、ささくれ立ったような
そこだけ
こころが、どこかへ行ったような

なにか、気になっている

言葉にせずに、
ただ、そこだけふりかえって、
いつまでも気になって、
ざわざわしている

なまえをつけてはいけません

必要以上に気

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こんばんは、こんばんは
#詩みたいななにか  から #フィクションとノンフィクションの間  の更新が多くなったので、マガジンで公開しました。

なんだろう… 色々考えると、それらしいことも書けそうですけど、何何しなきゃーと思って書きたくないので、気ままに公開していきます。

夜明け前

目測を誤って、指先を切ったような

寝不足の目に、染み込む朝日のような

後悔がついてくる痛み

こんなじゃなかった

いやそうだよ、こうだよ。

思い知らされる。

うそじゃないんだよ。

ホントウのことだよ。

忘れてないよ。

魂だけを燃料に生きていたい

うそじゃないよ。

でも、身体のなかに棲んでいる。

明日が来なければいいのに

そう思って、ギラついた目で

朝日を迎える

うそだよ

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君が、思い出してくれるなら

#閲覧注意

僕のことは、ゆるさないで欲しい

きっとそう言う。全てが手遅れになった後で

何もかもを持っていきたいけれど、

できないから、置いていく。と

全てが消え去った後で、言葉だけが残っている

誰のことも、ゆるしていて、

だれのことも、ゆるしていないから、

全てを置いていく

君のことも、僕のことも、

だれのことも許されていないから

なにも持たずに僕はいく

僕のことは、ゆるさ

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