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海外にいる=価値観が新しい、ではないらしい

先日、ハワイ在住の方のブログを読んでいたら、

「こちらでは、子供がケンカで『死ね」と言っただけで警察を呼ばれる」

「お仕置きに晩ごはん抜きと言っただけで虐待を疑われる」

だからハワイは暮らしにくい、という内容だったのです。

しかし、

「え……それ、今どき、
日本でも言わなくない……?」

って思いました。

性的なこともそうですが、確か厳しい国では、『実際にやらなくても、性的なことを想像しただけで罪になる』という考え方があり、それゆえに『ポルノは絶対見ないという人もいる』『日本の映画はセクシャルな場面を出しすぎる』『娘が父親と風呂に入るのはおかしい(トトロ)』と非難されるわけです。
(本当はこっそり見たりしてるのかもしれませんが)


マンガで語彙を学ぶせいか、日本の子供はかなり早い段階で『死ね!』という決まり文句を気軽に発するようになりますね。必殺技的に。

海外だと『悪口を言う奴が実際に銃の乱射事件を起こしてるから』そういうのを危険視するんだ、とそのハワイの方が書かれてました。

日本は、

『現実に実行しなければ、空想の世界では何をしてもいい』

という人が多い。だから漫画、アニメ、ゲームの『成人向け』の内容はかなりやばいことになっています。
それはあくまで『空想と現実』『本音と建前』を分ける日本の大人だから成立するわけで、

『空想するのも罪』の文化圏では、
許しがたいことになるんです。


私はどうやら、
『海外に行くような人は意識が高いから、価値観も新しいのだろうな』
と勝手に思い込んでいました。

日本国内でこれだけ『いじめ』『虐待』が問題になっているのに、
『親が子供に罰を与えて何が悪いのか』
『死ね、くらい言わせろ』
という意見が、アメリカ在住の方の口から出てきたのが、ものすごく意外でした。

どうも私、自分にできないことをしている人を美化しすぎるクセがあるみたい。


余談ですが、普段夜の店で女性を利用しておいて、

『夜の店はコロナウイルスの休業補償に入れない。ふさわしい業種じゃないから』

と言うの、あれも、

『本音では風俗大好きだけど、行政や道徳の建前ではそういう業種はないことになってるんだよね~』

ということですよね……おかしいと思う。

確かドイツだったと思うけど、保険などを普通の仕事と同じように適用して権利保証してる国もあるんですよ。

どっちが現実的かな。




宗教とか道徳の世界では、

『悪いことはしてはいけないし、考えてもいけない』

と、精神を律するんですよね。

日本は精神が野放しで、
習慣とか法律、まわりの目で行動を規制しているのかなあ。

小さな頃からマンガやアニメに親しむから、
空想の世界を現実とごっちゃにしている人が、日本には多いのかもしれない。
気軽に死ねとか言い過ぎてるのかもしれない。
だから性的なものにも鈍感になって、気軽にセクハラみたいな発言する人が減らないのかもしれない


とか、
いろいろ考えてしまいました。




余談ですがハワイでは急に、
『布マスク着用』を要請され、
人々が布地屋に行列を作っていたそうです。

世界中で布マスク作りされてますね。
私も最近布マスクばかり作っています。




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