CamblyのIELTSレッスンをケンブリッジ英検スピーキング対策で活用してみることにした話 | ケンブリッジ英検C2 | #4
こんにちは。今日は最近始めた「オンライン英会話Cambly(キャンブリー)のIELTSレッスンをケンブリッジ英検C2(CPE)スピーキング対策に活用してみる」をテーマにお届けます。
Camblyは元々前から気になっていたサービスで、先月Camblyの半額キャンペーンを実施していたのでこの機会に思い切って入会してみることにしました。
当初は試験対策で利用することは想定していなかったんですが、「もしかしたら試験対策としてIELTSレッスンを活用できるかもしれない」とふと思い立ち、実際にレッスンを受けてみました。その結果、自分的には「IELTS対策でもケンブリッジ試験の基礎固めには十分」と言う結論になったので、今日はそこに至るまでの経緯をお話ししたいと思います。
まずケンブリッジ英検C2のスピーキングってどんな試験?
まず本題に入る前にケンブリッジ英検のスピーキングの内容です。あれこれ検索してみたところ試験機関の公式チャンネルが出しているこの動画を見つけました。
動画に出てくる女性のAnnick嬢の流暢さにびっくりです😳ペアを組むDerk君もかなりの英語力の持ち主であることに間違いありませんが、ここではやや押され気味ですね(笑)
ケンブリッジC2試験のスピーキングは3つのパートに分かれています。詳細はここでは割愛しますが試験機関公式サイトと上記動画を元に以下の通りまとめてみました。
基本の型はあるものの、動画を見る限り特にPart 3になると会話がどの方向に進むか全く予想がつかないですね😨このケンブリッジ英検ではどんなパターンでも対応できる会話力が必要だなと思いました。
あとペアでのチームワークも問われるので、どんな人とペアを組んでも切り抜けられる「度胸」や「柔軟性」も必要なのかなと思いました。
Cambly、もしやケンブリッジ試験対策でも使える?👀
Camblyを始めたそもそもの動機ですが、国連英検特A級の面接対策を直前になって慌てて準備した苦い経験から「日頃からネイティブと接する機会を増やして英語の回路を鍛えたい」と言うものでした。
最初の体験レッスンでイギリスのバーミンガム在住のお孫さんもいるリタイア間近の女性と繋がり、めちゃくちゃ話が面白くて意気投合したこともあり、入会後は彼女メインでレッスンを受けてました。
そして他の講師とも話したいと思い検索しているうちに、試験対策をアピールする講師が非常に多いことに気づきました。「もしやケンブリッジ英検対策の先生もいるかも?👀」と検索してみると、、全くいないと言うわけではありませんがやはり数で見るとやはり圧倒的に少ない状況でした。
代わりにIELTS講師を探してみる
さすがに無理か😮💨と一時はあきらめモードだったんですが、「試験内容は違うけど、ケンブリッジ試験と共通点が多いからIELTS対策のレッスンでもいいんじゃないか」とふと思いました。私が思う共通点は以下の通りです。
この中で特に「指定されたトピックについて自分の意見を言う」はIELTSのスピーキングPart2に共通する部分で、スピーキング基礎練習にいいのではないかと考えました。
そして検索して筆頭に上がってきたのがロンドン出身で現在はアメリカに住む男性の先生。本業はミュージシャンという経歴も面白く、指導経験が豊富で評価が高い曰ゆる「スーパー講師」とのことで早速予約しました。
レッスン当日&ついでに得た面白い気づきも
レッスン当日。開始早々「Hi!Fio〜na(実際は私の本名)〜!!!😄」と先生からハイテンションのご挨拶(笑)そして「今は日本は朝だろう、眠くないかい?」、「今何してるの?」と矢継ぎ早に質問が。やはりミュージシャンなのか「即興感」がすごい😅
恐らくこう言うスモールトークで生徒のレベルを確認しているんだろうなとは思いました。一つずつ質問に答え、最後に自分から「ケンブリッジ英検が最終ゴールだけど、同じイギリス英語だしIELTSのスピーキングPart 2で練習がしたい」と説明するや否やと、「じゃ始めよう!」となり、いきなり模擬面接がスタート😅
気づけば先生がチャットにトピックを既に送っており、「はい、今から1分間で準備して!スタート!😁」の合図のもと、こちらも慌ててトピックを見ながら準備開始👀💦
ちなみにその時のお題は「自分の人生を変えた経験」。必死に「大昔にホームステイしたアイルランドのファミリーと当初うまくいかなかったものの諦めずにコミュニケーションを取って最終的に打ち解けた。なので諦めないことが大事と知った」と言うストーリーを急ぎ組み立てて2分間のスピーチがスタート⏱️
そしてスピーチが終わると先生によるフィードバックをもらいます。スピーチにかかった時間、間違った表現、内容の構成についてアドバイスをもらい、こちらからもいくつか質問をして、最後に先生のお手本スピーチを聞くことに。
そしてここからは今回の記事のテーマからちょっと外れるんですが、このお手本スピーチでちょっと面白いことがあったので併せて簡単に賞開始します。
同じお題を使って「人生が変わった経験は僕が日本の大学に行った時に〜」とスラスラと見事なスピーチを展開する先生。終了後、「日本の大学で勉強してたの?😳」と聞くと「してない」とのこと(笑)
ただこれは決してふざけているのではなく、「試験では必ずしも事実を言う必要がなく、本番で事例が思いつかなくても創作して組み立てる機転も必要」になることを伝えたかったからなんだそうです。
さらにIELTS公式の採点ガイドラインのスライドを出しながら説明を始め、「彼らは構成がちゃんとしているか〜、一貫性があるか〜などを見るわけであって、別にFiona(私)が本当のこと言っているかどうかなんてチェックしないわけよ😎」と。
もちろん何でもかんでも「創作」するのはよくありませんが(笑)、確かにネタがなくて本番で固まってしまうよりは遥にマシだなと思いました。これはちょっと面白い気づきでした。
結論:基礎固めやイギリス英語に慣れるのにはちょうど良い
こうして30分のレッスンはあっという間に終了。終始突拍子もない展開が続いて面食らいましたが😅、「限られた時間で即興で考えをまとめて英語を出す」という意味ではこのCamblyのIELTSレッスンをスピーキングの基礎固めとして活用するのは全然ありだなと思いました。
また前述のバーミンガムの女性もそうですが、私はイギリス英語に慣れていないので彼らとの会話では時折リスニングで苦戦するのでその克服にも良さそうと思いました。
ちなみにこの授業で先生のCourt(裁判所)の発音が聞き取れずチャットの翻訳機能を使って教えてくれると言う情けない場面も実際ありました😅
あとCamblyではレッスンの録画で自分のスピーチ内容や先生が授業やお手本スピーチで使った表現を復習できるのも良いと思いました。
まだ始めたばかりの試みでこれが最適解かもちろんまだわかりませんが、この方法が自分には今のところ最適かなと感じたので引き続きCamblyでIELTS対策の先生を探してレッスンを受けたいと思います。
ちなみにこのミュージシャンの先生ですが、予測不能な事態に対応する「度胸試し👻」にはピッタリで(笑)且つ楽しい授業なので、しばらくは定期的に受ける予定です。
今回のお話は以上になります。本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
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