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もしもコロナになったら、どれくらいお金がかかる？

fints magazine

2022年に入り、新型コロナ第6波はこれまで以上に感染者が増えています。もしも自分や家族が新型コロナになってしまったら、治療費などでどれくらいお金がかかるのか、心配ではないですか？事前に知っておけば少しは安心できるかもしれません。確認してみましょう！

新型コロナの治療費はどれくらいかかるのか？

一般的に病気やケガで治療をした場合、通常は保険適用範囲であれば治療費の３割が自己負担になります。しかし新型コロナの場合は厚生労働省が指定感染症と定めているため、新型コロナと診断されるとそれ以後のコロナ治療に関わる医療費は公費負担となり、基本的には患者さんの自己負担はありません。

入院の場合にかかる費用は？

新型コロナでの治療費は原則公費負担となりますが、もしもコロナで入院してしまった場合、入院に伴う次のような費用については公的保障の対象とはならず、自己負担となるため、まったくお金がかからないというわけではありません。

差額ベッド代や生活用品は自己負担
病院や治療の都合で少人数部屋や個室に入った場合を除いて、希望して少人数部屋や個室に入る場合には、差額ベッド代は自己負担になります。
差額ベッド代は病院によって金額差はありますが、平均額は次のようになっています。

ホテル療養の場合の費用は？

病床がひっ迫している場合など、コロナにかかっても入院できずにホテル療養になるケースも多くあります。
その場合にはどんな部分にお金がかかるのかも確認しておきましょう。

滞在費や医療費は公費負担となり原則かからない
ホテル療養の場合でも、治療やホテル滞在に関わる費用は原則公費負担になります。
ただし以下のような項目は自己負担になるケースがあります。

自宅療養の場合の費用は？

自宅療養の場合も確認しておきましょう。

自治体によっては食料や日用品の無料配送がある
自宅療養の場合でも、治療費や薬代は原則公費負担になります。
療養中は外出できないため、食料品や日用品の一部を無料で配送してくれるサービスを行っている自治体もあります。

新型コロナでも医療保険はつかえる！？

民間の医療保険は原則、入院給付金がおりる
民間の医療保険に加入している場合、新型コロナにかかると上述の通り自己負担が発生しなくても、多くの保険会社では入院給付金の保険請求の対象になります。病院へ入院する場合だけでなく、ホテル療養や自宅療養した場合でも入院と見なして入院給付金の支払い対象としている保険会社が多いようです。

古い医療保険では、入院日数の免責期間があり保険がおりないことも！
現在販売されている多くの医療保険では、一日だけの入院でも保険がおりるものがほとんどですが、昔の医療保険の場合、５日以内などの短い入院の場合は免責となって保障されず、入院６日以上の場合に入院日数に応じて保険が適用となるケースも多くあります。

新型コロナに限らず保険は適宜見直しが重要！

現在の医療では、コロナに限らず多くの病気やけがで入院日数は短い期間になっています。医療の現状に合わせて適宜保険を見直すことで、『せっかく保険料を払い続けているのに、いざ入院したら保険が下りなかった。』という事態を避けましょう。

古い保険を見直すことで保障を充実させたり、保険料を安くすることも！！新しい保険商品の場合は、保障内容が合理的になっていたり、改訂により以前よりも保険料が安く提供できている場合もあります。
昔入ったままの保険でも、今の保険に見直すことで保険料を大幅に安くできることもありますよ！

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