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「HAPPY」


ちょっとごめん、書かせて。

前置きとか必要やろうけど
今のこの熱量のまま書きたいから、省略させてもらうよ、

BUMP OF CHICKEN のライブに行ってきたよってことだけ、知ってもらえると。


ライブで「HAPPY」って曲をやった時のお話です。


「自分のBIRTHDAYの前に、HAPPYをつけれるか?
つけれなかったら、俺がつけてやるよ!」


「"Happy Birthday" は自分に言うんだよ、
俺が手伝ってやるから」

って、みんなが「Happy Birthday」って
ずっと歌ってる間奏に、言ってくれるの、やばくない?


Happy Birthdayってめっちゃ繰り返す
お誕生日の歌やねんけど、

ただ、お誕生日おめでとう〜じゃなくて
最後の方に、Happy Birthdayってフレーズが出てくるまで、お誕生日の歌って気づかんような、

そんな曲やねん、

まあそれは、あとで是非とも聴いて欲しい所存。


タイトル「Happy birthday」かな?と思いきや

「HAPPY」だけなんよな、

大事なのは、Birthdayに「HAPPY」って
思えることっていうか、

少なくとも今、HAPPYでなくても、
生まれてきたことに対しては、
「HAPPY」を自分でつけられることが大切なんよな〜

すごいよな〜


生まれてこれてよかったって
君もそうだと嬉しいなって。



それで、曲が終わって、

リスナーのひとりが
「今日誕生日〜!ありがとう〜!」って
声を震わせながら叫んで

そしたらみんな自然と
「おめでとう〜」って拍手して


次は、「明後日誕生日〜!ありがとう〜!」
ってまた声が聞こえてきて、

またみんなで自然と拍手して。


そしたら、それをみてた藤くんが


「なに?今日お誕生日の人がいたの?
それから、もうすぐお誕生日の人もいるの?

その度に、みんなで拍手してやったの?」


って。


あかん、思い出すだけで、3日分の涙出せる。

こんな世界であってほしい。


ずっとこんな世界であってほしいし、

こんな世界の半径がもうすこし広がったら、いいなと思う。


「今日お誕生日の人がいるの?おめでとう」

じゃなくて、

「その度に、みんなで拍手してやったの?」


っていうのがさ、

お誕生日の人に対して「おめでとう」って
言いたくなるのに、そうじゃなくて

その度にみんなで拍手してやったの?

って。

ひとりひとりの存在を認めて、
そんな会場全体、世界をまるっと、さ。


やさしいねとか、素敵だねとか、あたたかいねとか、
そういう言葉を遣わずとも伝わるのすごいし

言葉を超えたところで震える感覚を知った。

これ以上言葉にしてしまうと、
言葉しか伝わらなさそうだから、この辺にするね。



まあ、「HAPPY」聴いてよね、

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