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なるべく素敵に老いの準備をする

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若い頃から老いに恐れはありません。背景に、老いを先読みし 準備できることは終えておきたいと進めていたからです。 しかし、誰もが予想だにしない誤算があることを母の介護で知りました。…
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なるべく素敵に老いの準備をする 1

※素敵に歳を重ねた諸先輩方からすると、50代の私から「終活」やら「老いの準備」を投稿されるのは、気分を害される方もいらっしゃると思います。しかし、未だ働き盛りの私が、家族の突然の介護を余儀なくされた時、これは誰しも起こりうることであると感じました。 これを機会に、自分の老い=終活を真面目に考えなくてはと感じました。 老い=介護なんて、たぶん誰も親族や友人知人等から引き継ぎなんてない。 一番身近な高齢者の介護を親がしていても、その時は皆さん 若く、見る・学ぶ時間なんてない。

なるべく素敵に老いの準備をする♪ 2

以前の私と全く変わったのが、視点・考察点。 人生の一通りをほぼ終えたからともいえますが、やはり 家族介護は大変影響しました。 厳しくいうと、今の環境ほぼ全てが老いには適していない。 ほんと思いやられます。 ご近所でも、高齢者=介護に向いた環境か考える始末。 今回は、少々?お節介なことかもしれません。 しかし、一応伝えておかないと介護により大きな誤算が生じるので、息を呑んで投稿します。覚悟を! 先で私の結婚観も投稿しますが、私は結婚経験がありません。 何故、老いや介護の投稿

なるべく素敵に老いを準備する  3

耳にされたことがあると思います、 「何かしら病院とお友達の人(風邪や腹痛などで病院通いを細かにする)のほうが長生きする。」と。 「診察」のために、自分では気が付かないところに医師が気が付いてくれるから大それた急病を回避できる。 ほんと、ある程度の歳を重ねると「病院とお友達」は良いことです。 急な介護。大変失礼かもしれませんが、老いや老衰って年功序列と思ってました。 そこを突くように元気と思っていた人が、元気でない!と無言で「身体」で示す。 何がなんやらわかりませんでした。

なるべく 素敵に老いの準備をする 4

介護は、いづれすることになる、それは覚悟してました。 予想外だったのは、住宅事情。 それも身内以外の方に住宅が原因で迷惑をかけることになるとは (´;ω;`)。 いずれ介護をされる・する方は、ご自分の住宅をチェックすることをお勧めします。平屋がいいというのには理由があります。 車椅子や救急車等で利用されるストレッチャーなど搬入には、住環境は致命的になります。 ※ 門扉から玄関ドア、玄関から上がり框。ほんと段差により厳しい。   家族がデイケアセンターへ行くのに車椅子を使用

なるべく素敵に老いの準備をする 5

先の投稿に、完成した住宅には興味がないけれど、建設中や解体中の中を観るのが好きですと。 良し悪しでなく、どんな資材を使って どんな方法があるのか。 少々 男性的です。左官さん・大工さんから昔の工法等きくと嬉しくなるほうです。 家を建てる時、ローンの返済を中心に考えます。 どうしても若い働き盛り。 誤算は家族の年齢が上がること。親は老い、子供は心身ともに大きくなる。子供部屋のつもりが、子供の成長と部屋の大きさが合わなかったり 収納が足りなくなったり。 何より 子供・・・特に

なるべく素敵に老いの準備をする 番外編

※ 人は必ず老いる、他界する。 その前に、高齢になると本当の人間性が出ると先人たちは残してます。 過去の病院勤務時から家族介護を経験し これには頷けます。 これにプラスするなら、高齢者等を取り巻く人々の人間性も出るのではないかと感じます。良し悪しでなく、 ※  無に帰る準備に入り始めている人を前に、人は素に戻る。 *********************** 番外。 お礼も兼ねて投稿します。 今、私が銀行・病院・デイケアセンター・・・家族介護でお世話になっている方々に

なるべく素敵に老いの準備をする 番外2

老いの準備の話でお金のことになると、難しい。 病院勤務時に観た光景が、介護=世話で全く同じことが我が身に降りかかって一層、投稿の仕方と読む側の位置で捉え方は大きく変わるので慎重に・・・しかし、 「患者さんの家族や私のような同じ目に合わないで!!」 と伝えたいことを検討中です。 身内だろうが義理の関係だろうが、お金は厄介です。 本人が倒れたりしたら、冗談抜きで大変。 一言でいうと・・・「お金は恨めしい」、一時的に長期間「見たくもない、お金の話もしたくない程 嫌いになります」

なるべく素敵に老いの準備をする 7

※ 時代に合っていない言葉などが出てきます。しかし、今の私があるのも、この時代や人々のお陰です。既に遠い昔に他界した方もおり、追悼と感謝の意と共に、読んで下さった方の心にとまり、役立てて頂ければと願ってます。 ************************* ・お金 有難いことに今は「認知症」「痴呆症」って知られています、特に「認知症」という言葉にはね。 しかし、以前は公ではありませんでした。 病院勤務時代に衝撃的な事がありました。 患者さんが警察に電話を院内の公

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・家族の色んなことも我慢してきた。  真面目に夫のことをやってきた。  何故、身内から財産目当てだの、貧乏神だの言われなければならない  の・・・一生懸命にやってきたのに(泣) その人は、毎日 夫の世話に病院へ来ていた。 真面目なその姿から出された言葉に、姿に、20代半ばだった私は何が何だかわからなかった。 たまに会いに来る身内から何を言われた? ・「何故 兄さんが、軸になってお金を動かすんだよ!!お母さんの意見は   聞いてるの?」  「お前は、何もわからないで横から首

なるべく素敵に老いの準備をする 11

※ 幸せになりえる人は、ないものねだりをしないのだと思います。 どこか達観していて、裕福ではないけれど家族に恵まれている、 体は丈夫ではないけれど頭はなんとか使える、と肯定するものを 見つけ出して、自らをこの程度だと思うことが出来るのだと思います。 人は生きる術を見つけ出す力を持っている。 自分を肯定して、幸せを得る。