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古着の古物台帳の書き方

古物商許可証を取って古着を仕入れたときの、古物台帳の書き方を紹介します。

私が直接警察に質問して確認を取った内容ではありますが、県によっては若干異なる部分があるかもしれないです。
どうしようもなく不安な方は、最寄りの交番に駆け込んでください。

それでは、これから古着を転売か、事業として始める方は是非参考にしてください。



古物台帳が必要な理由

そもそも何故台帳に記入して管理しなければならないのか。

それは、盗品を販売してしまった場合にどこから買い付けしたかをたどる為です。

この古着は【A倉庫】で買い付けして、【Bさん】に販売した。

これが明確に分かるように記入すればいいだけです。

盗品を売ったとしても、【Bさん】に売った商品は【A倉庫】から買い付けしたので、【A倉庫】が盗品を出していた、となり自分が盗品の出どころとはならず守られます。

自分を守るために必要なのです。なので面倒くさがらずにしっかり記入しましょう。

古物台帳の用意

古物台帳は警察署で、紙かエクセル等で用意して警察にいつでも見せれるようにする必要があります。

このような表が必要です。

これのテンプレは普通にネットでダウンロードかyoutubeで配布している人がいます。

ちなみに私はメルカリで活動しているのでエクセルを利用しています。

書き方

私が記入している実際の画像がこちらです。

記入例

初めに日付と品目を入れます。
古着は衣類なので、品目は衣類と記入します。

特徴は、その服を超簡単に区別するものです。

代価は、いくらでその商品を買った、です。

倉庫で1000円で買った服なら、1000円と入力します。

取引相手は、会社の名前を記入します。
住所とか職業とか名前はいらないです。
何故なら、個人から買っているからではないからです。
個人なら本人確認必須です。

商品IDはフリマサイトで割り振られているIDを記入します。
メルカリの場合は、

m95…….

m95からのがIDです。
これを記入する必要があります。
このIDから警察はメルカリで商品のやり取りを確認できます。
絶対に記入してください。これで管理しないと普通に警察に御用になりま
す。


商品が売れたらですが、
相手の住所氏名電話番号という個人情報を聞き出す必要があると言われますが、
メルカリとかのフリマアプリは上の商品IDで管理するので記入する必要がありません。

リサイクルショップで買った場合

セカンドストリートやキングファミリーという、リサイクルショップで買い付けを行った場合。
私自身そこで買い付けを行わないですが、おそらく会社名と店舗の支店名等を記入すれば問題ないかと思います。

ベールで仕入れた場合

古着をベールで知れた場合、100着を一つの商品として買いますよね。
そうすると記入はどうすればいいのか。
これも確認しました。

結論から言うと2パターンあります。

1,ベールで仕入れ、ベールで売る場合
これは台帳には一つとして記入すればいいです。

2,ベールで仕入れ、バラで売った場合
この場合は、販売時に1商品につき、1つのIDが割り振られるのでそれを1個づつ記入する必要があります。
例としては、ベールの価格÷品数をして1つの代価を記入し、商品IDを割り振れば問題なし。

最後に

以上が私が警察に確認した古物台帳の書き方です。

上にもあるように、とりあえずどこで買ってどこに売ったか分かればいいということなので案外簡単です。

ちなみに衣類は1万円以下であれば台帳の記入が必要ないですが、
警察が管理しやすいように記入をやんわりと促してきますので妥協せずに記入しましょう。

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