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言葉を料理する。(帰国まで77日)

昨日の仕事からの帰り道

寂しさから友人に連絡をした
その時に
Netflixでのオススメの映画を教えてもらった

余命1年の僕が、余命半年の君と出会った話
という作品だ。

それを聞いて、
昔読んだ小説を思い出した
記憶喪失になってしまった女の子に恋をする男の子の話だったと思う

その概要を友達に説明しようと思ったのだが
どうも上手くできない

友達も
「わーん。いつもは分かるのに、今日説明下手ー」
といじり出す始末。

え?どした?
私の言語機能大丈夫そう?

こうして毎日文書を作っているのに
大丈夫そう????


言葉にして表せないような
感情たちを前に
試行錯誤しながらこうして
文章を書いているのだが、、、


いや、でも、
文章は動かないからなぁ
ゆっくりで、自分のペースで

書いては消して
書き直してはまた消して
正解はなくとも
理想に近い表現を探して

ああちょっと盛りすぎたから
半分取り除こう
ちょっと薄いから付け加えようと
味付けのアレンジは自由自在


でも、話すということは不可逆で
なにしろスピードがいる

誰かが言ったことに対して
なにか反応しなければならない
それが会話というものだ


もしかすると
誰かがくれた大切な食材を
上手く調理できずに
私が焦がしてしまっているかもしれない

1度放った言葉は戻らない



それを気にしすぎている私は
話す言葉だと
上手く自己表現が出来ていない気がする

まあ、下手では無いと思うけれど
こうしてnoteや、
自分の歌詞を書いたりする時の方が
1番自信を持って
私の言葉だと言えるのだ


さて、今日の晩御飯は何にしようか
この前までの重たい料理を中和するように
オリーブオイルで鶏肉を炒めて
味付けは塩と胡椒で

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