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ASDのボクが人生初の子守りをしたっていうお話~2日目~


noteお使いの皆さんお疲れ様です!

前回の記事で紹介した
お兄ちゃんの子供が実家に1泊2日で
泊まりに来たというお話の2日目を
まとめようと思います。

一日目の晩ご飯後のリラックスタイムで
母から
「明日3人で どうぶつ王国行っておいで!」
と言う提案を
快く受け入れたボクは
外の世界から聞こえる
【ザー】と言う聞きなれた音で
目が覚めて
部屋のカーテンを開いたら
窓から見えるのは
周りが見えないくらいの大雨。

子供は小さい頃には
大人は表情で見るのではなく産まれた時に
備わっている
その人の雰囲気、オーラ。
いわゆる
鋭い【第六感】と言うもので
読み取ってしまうと
聞いたことがあるので

ガッカリした気分で
チビ助に会う訳にはいけない!と、思い
僕は臨時の寝室に戻り
もう一度布団に入り脳内を切り替えて
いざ戦場へ(笑)。

大人たちは起きてキッチンで「おはよう。」

次にどうぶつ王国残念やったね…

次回行ける日を探しながら
僕たちの朝ごはん作ってたら
母は仕事に行く時間。パパとボクはお見送りして
パパは早起きの習慣をつけさせるために
起こしにかかります。

僕はいつもの定位置で毛布を膝にかけ
小さな怪獣と遊ぶ準備。

大声と共に小さな怪獣がお目覚め。
僕の顔を見た瞬間に
「この人見たことあるぞ?」と
言わんばかりにまじまじ見て安心して
落ち着いてる
様子。

朝ごはんを無事何事もなく完食して
エネルギーチャージしたチビちゃんは
元気いっぱいに部屋の中で
遊び出したら 不思議と
雨も心なし弱まって来た時にはもう
am11時半過ぎだ。

パパは母親が仕込んだ唐揚げを
揚げてる間ボクは
子守りの、担当を任せられたが
僕の横で、遊んで欲しいという願いを無視して
パパの居るキッチンから気軽に出ていける
ベランダに しっかり大人用の
スリッパを履いて
出ていく。
子守りの責務を全うするため
僕は安全を目的として見守りながら
彼のそばに座って付き合うことに。

突然向かいの棟の一室を指さして
「にゃおーー!!にゃおーー!!パパ!!にゃおーー!!」と…
猫さんだ。 彼の脳内では
猫さん=にゃお。らしい。
彼なりに精一杯で 朝の挨拶をして
にゃお。は 満足したかのように
飼い主の部屋に帰って行った。

予想し切れない彼が次に取った行動は

洗濯バサミが入ってる取っ手のついた入れ物を
見つけて洗濯バサミを1つづつ 取り出しては
網棚に置いて待ち受けているバケツに
落ちて入るのを見て
キャッキャはしゃいで上機嫌だ。

次に
一生懸命 洗濯バサミをバケツから
元の入れ物に戻して
フリフリ…バケツに中身を移しては
また入れ物に1つづつ戻してフリフリ…

何してるか分からなくてジーッと観察していると
後ろから「パパの真似してるのか?」と言う声。
そこで振り返った僕が目にしたのは
「唐揚げを大量に揚げ終わったあとに
チャーハンを作ってる兄の姿」でした。

きっと
唐揚げを揚げる工程に
引き続き
チャーハンを炒める姿を
一生懸命 見様見真似で
脳内に取り入れようとしていた。

彼の能力は僕からして尊敬に値する者がある。

そんなこんなで
一人一人に
盛り付けられた
チャーハンと唐揚げと
薄味の酢豚のタレを少々
を『これでもか!』と言う勢いで
平らげてしまった 小さな怪獣は
「余は満足じゃ!」と言わんばかりに
自前の車のおもちゃで遊び出した。

洗い物と片付けを終わらした兄パパは

子供の為に大きなスケッチブックと 小さなダンボールで 車の坂道を作って見せた。
こうして遊ぶんよ!と見本を見せてた
その時

先日遊んだ事を思い出したのか

「しゅーん!」と自分で効果音を発しながら
スケッチブックの上に座ったのです。
兄とボクは顔を見合わせて
沢山笑いました(笑)
本人は頭の中で
滑り台を1人で滑れたと言う
満足感に浸りながら
兄パパが
作り直したその小さな滑り台を
何度も何度も…
それを皆がら僕達は何度も何度も笑いました(笑)

結果自分で体を動かして
遊ぶのが大好きな子供でした☆

そんな元気いっぱいに好き放題に暴れ回った
小さな怪獣さんは
夕方頃に抱っこ紐によって
大好きなパパの「揺りかご」に身体を預けて
すやすやと寝息をたてながら
また彼の新しい朝をお迎えする為に
自分のお家に運ばれて行きました。

こうして

僕の子守り奮闘記は
幕を閉じたのです。

こうして思い返したら
ボクは時間にしたら
たった1日経験して
へとへとになりました。
ですが、
親はこれが     例え2人だと言えど
毎日365日   四六時中
続く。と、思ったら
凄く体力を使い、遊ぶだけじゃなく
役所まわりから
食事から身の回りのお世話、健康管理、
言葉と行動の教育、休みの日のお出かけ、
危険予知etc‥
をしてあげなくてはならない。

僕の継続する精神力、情報処理能力が
著しく欠如した脳内、同時進行の効率の悪さでは
逆立ちしても無理だと思いました。

世の中によく報道される
我が子を殺めるという残酷なニュース。

一時の感情に任せて衝動的に つくって
生半可な気持ちで産んでいい命など
この世の中に無いのです。

子供は天使にも
悪魔にもなります。
大人顔負けの発想力、無邪気な表情、
知らないことには 全力で挑む。
そして 危険だと判断する、 親が悲しむ、自分が悩む。ことを経験して 1つ成長するのです。

結論子供は可愛いです。

どうぶつ王国はまた別の日に行きます。

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