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シャンプーは美容室で買いたい!

久しぶりに髪を伸ばしてみることにしました。
今日は、30代女性、美容室の顧客視点からのお話をしようと思います。

8年ぶりに髪を伸ばそうと思った理由

1.髪を短くしていた理由

以前は、肩甲骨下までの長さだったヘアスタイル。まずこの8年、なぜ髪を伸ばさなかった、伸ばせなかったかというと・・・。

  • 8年前、出産をきっかけに肩につかない程度のボブスタイルに

  • 実際、子どもから目を離せなかったり世話でシャンプーやトリートメントに時間をかけたり、ドライヤーをゆっくりできる時間も余裕も無くなった

  • 自分の自由な時間が減り、美容室へ行ける頻度が減った

その結果、

  • 髪のケアが疎かになり、傷みやすくなった

  • しかし気分転換にヘアカラーは続けていたので、より傷みやすい状態に

  • とにかく手間がかからないヘアスタイルにしたくなる

  • 髪の長さは美容室に行くたび短めを希望して、どんどんショートに

そんなわけで、髪を短めにキープする時期が続いていました。

2.セルフケアが楽しくなった出来事

なかなか理想の頻度で美容室に行けなくなって数年。引っ越しなどもあり、お気に入りの美容室もできていなかったとき、ご近所さんに紹介されて行った美容室。
ベテランスタッフさんが多い美容室で、色々と診断やアドバイスをしてもらいながら施術を受けました。そして、自宅ケア用のサロン専売品のシャンプーとトリートメントを購入して帰宅しました。

サロン専売商品を初めて利用しましたが、効果の違いにびっくり!
「シャンプーだけでこんなに違うんだ!」と感動を覚えるほどでした。

シャンプーの泡のキメ細やかさや泡立ち、タオルドライ後にブラシを通すときも髪の絡まり具合が全く違いました。そして、髪質の良い状態をキープしやすくなりました。

商品をとても気に入ったので、そのシャンプーを使い続けたいことが来店動機ともなり、通っていました。

しかし、その後、その商品の取り扱いが無くなってしまい、別の商品を勧められて試しましたが、私には合わず、しばらくして移転されることになりその美容室を離脱しました。

3.セルフケアに目覚める

その後、料金はリーズナブルで施術スキルに満足できるお店に出会えました。今後も通い続けたいなと思っています。市販品で良いものは教えてくれるものの、その美容室では店販品は置いていないとのこと。

しかし市販品の限界を感じていた経験から、ネット販売しているシャンプーを探すことにしました。

そして、出会えたのです!
私にとって、これまで使ったシャンプーの中で最高のシャンプーです。

アミノ酸系シャンプーですが、泡が濃密な感じで洗っていても絡んだりきしむ感じがしません。しっかり頭皮を洗いたくなりました。
シャンプーを流すと、さすがに絡まりますが、トリートメント1プッシュつけてなじませると、なんとスルスル!びっくりです。
洗髪中の抜け毛も減ったような気がするし、ドライヤーの時間も短くなったようでした。

この喜びから、さらに髪や肌のことを考えるようになり、シャワーヘッドをナノバブルが発生するものに取り換えたら、なお髪を良い状態でキープできるようになりました。

その結果、髪を洗ったり乾かす際のストレスが無くなり、子どもも大きくなってきて手が掛からなくなったことも重なり、また髪を伸ばしたくなったのでした。

女性はライフステージ毎に、髪型を変えたくなったり、変えざるを得なくなることがあります。そういったときに、美容室で施術以外にもプロのアドバイスしてくれたりキレイをキープするためのアイテムを提供してくれると、信頼感を持って通い続けることができます。

美容室で店販商品を扱う4つのメリット

美容室で店販商品を扱う=お客様が手に入れられるお気に入りの商品をつくると良い理由は、4つあります。

1.客単価UP

店販品の売上は美容室の利益に直結します。また、店販品を提案することで、お客様の髪や頭皮の状態をチェックし、カットやカラーなどのメニューにも誘導することができます。継続して購入してもらえれば、施術時間を割くことなく売上をつくることも可能となります。

2.リピーターが増える

店販品を購入したお客様には、次回来店時やDMなどで必ず感想を伺うなどのフォローをしましょう。お客様自体、感想や効果を聞いてもらいたいと思うことも多いですし、購入した商品を気に入ってもらえれば、店販品を購入したお客様はリピーターになりやすく、サロンがオススメする来店頻度で通ってくれるようになるでしょう。

3.満足度の向上

店販品を使って自宅でサロン仕上げの髪型やヘアケアを楽しんでもらうことで、自宅での再現性が高まったり、美しい状態を保ちやすくなり、お客様の満足度をより高めることができます。
また、店販品の使用方法や効果を丁寧に説明することで、お客様とのコミュニケーションも深まります。店販品を通じてお客様のニーズに応えることで、信頼関係を築き、リピートや口コミを増やすことにつながるでしょう。

4.美容師自身のスキルアップ

店販品を提案するためには、お客様の髪や頭皮の状態や悩みを正しく判断し、適切な商品を選ぶ能力が必要です。また、店販品の特徴や使用感を自分で試してみることで、商品知識や技術力も向上し髪の専門家としてのスキルアップにつながります。スキルアップは自信にもつながります。

まとめ

販売に苦手意識を持たれる美容師さんや在庫管理が大変と思われることもあるかもしれませんが、美容室で店販品を置くことは、売上に直結するだけでなく、お客様とのコミュニケーションを深めたり、リピーター&ファンづくりにも大いに役立ちます。

コロナウイルス感染症が増幅して美容室への来店者数が全国的に激減した時期には、店販品を扱っていることで、売上を一定水準キープすることができた!という美容室もありました。

もし、あなたの美容室が、リピーターを増やしたいと思っているなら、店販品をサービスの一部として準備することは、お客様のためというだけでなく、美容室経営をきっと助けます。


どんな店販品があるとお客様に喜ばれるか、是非考えてみてくださいね。

しかし手間が増えるのは、業務負荷が大きいので、店販品を導入してもスムーズに運用したいところです。
在庫管理と既存客向けオンライン販売サービスを一つのPOSレジシステムで利用できるシステムもありますが、他にも美容室が使いやすそうな在庫管理システムやオンラインショップサービスを調べてみようと思います。

次回、まとめてnoteにしますね。お楽しみに。


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