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美容師さん必見!頭皮と花粉症の関連

花粉症が辛い時期ですね。。。

私は、花粉症になって20年以上…。
薬を飲んでもいたちごっこだったこともあり、腸内環境を整えようと食べる物を工夫してみたり、肌が荒れるので低刺激の基礎化粧品を使うようにしてみたり、花粉を寄せ付けないと言われるスプレーを試してみたりと、様々試してきました。

そんな中、頭皮の健康に特化されたヘッドスパ専門店にて、頭皮と花粉症の関係を伺いました。

肌が荒れやすい時期は、いつもは大丈夫なカラー剤やパーマ剤などで肌トラブルが起こる可能性が高まることもあるそうな…。

花粉症に苦しむ人が増えるこの時期に、美容師さんが知っておくべき「頭皮の花粉症対策」についてご紹介します。

そもそも、花粉症と頭皮って関係あるの?

花粉症の症状は、鼻や目などの上半身のアレルギー症状が主体ですが、頭皮にも影響を及ぼすことがあります。
花粉症によって頭皮がかゆくなったり、乾燥したりする場合があるのです。
敏感な状態になった頭皮に施術しようとすると、いつもなら問題ない施術でもトラブルが発生してしまうことがあります。この時期は、要注意ですね。

頭皮ケアによって花粉症の症状を緩和する方法

正しい頭皮ケアによって、花粉症の症状を緩和する方法をご紹介します。

ご自身のカラダのこと。気を付けたり予防するのはお客様自身にはなりますが、お客様へ雑学としてお伝えしたり、ヘアサロンとしては、施術前後のフォローやアドバイスとしてお伝えしてみるのも良いのでは?

1)頭皮を清潔に保つ

頭皮を清潔に保つ=花粉が頭皮に残留することを防ぎます。
アレルギー症状で肌が敏感になっている時期に頭皮を洗う際には、刺激の少ない弱酸性のシャンプーを使用し、髪ではなく頭皮をしっかりと洗い流しましょう。

2)頭皮に保湿剤を使用する

花粉症の症状として、頭皮が乾燥しやすくなるなど、かゆみの症状がでることがあります。
頭皮に頭皮用ローションなどの保湿剤を塗ることで、乾燥を防ぎ、かゆみを軽減することができます。

3)髪を洗う前にブラッシングする

洗髪前のブラッシングのメリットは、美容師さんの常識でしょうか。花粉も同様。髪の毛についた花粉を落とすために、髪を洗う前にブラッシングしましょう。
ブラッシングする際には、頭皮を傷つけないように、優しく行いましょう。

4)帽子をかぶる

外出時には帽子をかぶることで、頭皮に直接花粉が触れるのを防ぐことができます。花粉に影響されないのがベストですよね。

5)専門店で頭皮の毛穴の奥から大掃除

ヘッドスパ専門店はもちろん、ヘッドスパをメニューとして準備している美容室もあるでしょう。いつものシャンプーでは取り切れない頭皮の汚れや付着物をキレイに取り除くことができれば、頭皮からスッキリして、ぼぉ~っとした頭もきっとスッキリします。

一般的に美容室でのシャンプーにかける時間は、セルフでのシャンプーと比較して、2~3倍の時間と言われています。頭皮用のクレンジング剤を使うなど、ヘッドケア要素を加えたオプションメニューを提供すると、この時期お客様から喜ばれるかもしれません。

以上のような対策を実践することで、頭皮の花粉症の症状を軽減することができます。
しかし、重度の花粉症の場合には、医師に相談し、適切な治療を受ける必要があることは変わらないので、ご留意ください。

花粉症やアレルギーのあるお客様情報を管理しよう

花粉症などのアレルギー症状のあるお客様の情報は、とても重要です。情報を把握していることでトラブル回避に繋がることはもちろん、お客様へ適切なアドバイスができたり季節ごとに施術計画を立てることにも繋がります。

日々、多くのお客様が来店される美容室では、一人一人の細かい情報を覚えておくのは難しいものです。

だからカルテが必要なんです。しかも2種類のカルテが。
2種類とは何かと言いますと、、、

1)お客様の基本情報カルテ

お客様のお名前や連絡先などと同等にいつでも確認できるお客様の基本情報カルテをつくりましょう。

基本情報カルテでは、アレルギーなど、毎回確認すべき項目を設けておけば、漏れなく情報をチェックできます。

2)施術毎の記録カルテ

施術毎につくる記録カルテでは、その都度、施術した内容やそのときのお客様の様子、話した内容などの詳細を記録します。
施術内容に付随した内容を記録しておくことで、前回の振り返りや同じ時期の施術状況など、必要な部分だけをチェックして計画的な提案がしやすくなります。

管理するのが大変じゃなくなる!楽な管理の方法は?

情報を記録して蓄積、管理するのは忙しい業務の中、簡単なことではないかもしれません。しかし、この作業を楽にするには、ずばり!電子カルテを利用することです。

紙カルテでは記録するにも、カルテを探すにも、しまうにも手間が掛かります。

一方、電子カルテは、例えば、アレルギーなどを登録したい場合は、予め項目を登録しておけば、選択するだけでOKだったり、情報を探すのも検索機能がありますし、保管場所もとりません。紙カルテと違い紛失してしまう心配も無いですしね。

ということで、美容室で使いやすそうな電子カルテを比較してみました。

①KaruteKun

HP:https://karutekun.com/

スマートフォンがあれば利用できる電子カルテサービスです。
30秒で簡単に写真や提供サービス付きの施術履歴が完成します。共通のアプリをスタッフ同士で共有すれば、情報の共有も簡単スピーディー。スマホにインストールすればすぐに使えるのが良いですね。

②coming-soon KARTE

HP:https://1cs.jp/doc/function/karte

紙カルテを使っている場合、その紙カルテを電子カルテに再現し、慣れ親しんだレイアウトで使うことができます。
さらに、デジタル化により写真を電子カルテ上に残しておくことができるようになり、ペイント機能で書き込みも手書き感覚でできることで、デジタル化に苦手意識がある人にも受け入れやすそう。

③Bionly

HP:https://bionly.jp/

顧客属性機能では選択式でお客様の情報をワンタッチ登録できるほか、写真を毎回6枚保存、メモ機能が充実、カルテ内検索機能があるなどお客様の状態を詳しく簡単に登録することができます。
iPadの専用アプリやWebで利用できるので、使い方の自由度が高く、状況によって使い分けられる点も含め使い勝手が良さそう。


今や、回転寿司やファミレスでも注文はタブレットで電子化されていたり、カラオケ店でもスマホアプリで注文できるなど、あらゆる業界でデジタル化が進んでいます。

そして情報を集めやすくなった現代は、さらにその情報をどう使うかが勝負になってきています。
お客様から得た報をきちんと管理して、お客様に合わせたサービスを提供することで、きっと美容室や美容師さんのファンが増えていきますよ。

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