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6月の美容室経営で知っておくべき季節の影響

6月の美容室にはどんなお客様が来店される?

6月に美容室で増える悩み

6月です。梅雨入りですね。
梅雨で湿気が増える時期は、髪がまとまりにくかったり、クセやうねりが出やすかったり、髪の悩みが高まる季節です。

そして、最近は『気象病』というワードもよく耳にしたり目にするようになってきました。
気象病は、お天気病と呼ばれることもありますが、気圧や天候の変化によって症状が出現したり、悪化する疾患の総称です。季節の変わり目や梅雨の時期、台風などの時期に特に起こりやすいと言われています。

気象病の症状

気象病の症状としては、頭痛やめまい、疲労感、関節痛、腰痛、肩こり、神経痛、などなど様々な症状があります。
以前は「なんかこの時期、調子悪いんだよな。。。」というような気持ちの問題とも言われていたような症状にも、気圧や寒暖差の影響で生じる自律神経や三半規管の不調に病名が付くこともあり、逆に対策ができるようにもなってきました。

規則正しい生活を送りにくいと症状が出やすくなることもあるようです。美容師の皆さんは、不規則になりがちかと思いますが、対応できていますか?

気象病の原因と対策

気象病の場合は、耳の奥にある内耳が気圧や気温の急激な変化を察知し脳から自律神経を経由して、もともと身体に蓄積していた不調や疲労が顕著に現れるということですが、耳や耳回りのマッサージをすることで改善させることもできるようです。

美容室だからこそ提供できるサービス

美容室では、シャンプー時に耳回りを洗ったり、タオルドライで耳を拭くこともあると思いますが、そんなとき、軽くマッサージするだけでもサービスとして喜ばれるかもしれませんよ。

ヘッドスパなどを導入されている美容室であれば、頭や耳回りのツボやマッサージのコツについて知識を持たれていることでしょう。しかし、そうでない場合も、気象病対策の耳マッサージは簡単にできるものが多いので、ご自身でやってみることはもちろん、お客様にサービスしたり知識としてレクチャーするというのも、お客様とのコミュニケーションが深まったり、満足度を高められるかもしれませんね。

また、メルマガを配信されている美容室なら、6月のネタとして気象病の対策やアドバイスを入れてみるのも良いでしょう。気象病は、日本では2人に1人が症状を感じており、男性と比べて女性は4倍多いということなので、お客様層で女性が多い美容室なら、ぜひお知らせしてみてください。

場当たり的ではなく、計画的なサービスで顧客満足度アップ

年間を通してですが、お客様への施術結果や提供サービスは記録しておくと、次のサービスに繋がりますし、経過を把握できているとコミュニケーションが捗り、お客様をより深く理解しお客様の理想を叶えることに近付きます。

電子カルテの失敗しない選び方:5つのポイント

情報の記録と蓄積に便利なのは、電子カルテです。
電子カルテは数多くありますが、美容室で導入しやすく使いやすいポイントとしては5つあります。

  1. 持ち運び可能
    タブレットやスマホに対応した電子カルテは、軽いことに加え、店内のどこにでも持ち運べるので、都合の良い場所で情報の記録ができます。場所を選ばず記録できるというのは、想像以上に便利なものです。また、WEBサービスではなくアプリとして利用できる方が、万が一インターネットが接続できなくなっても利用できるので安心です。

  2. 写真が残せる
    電子カルテだからこそ、お客様の状態そのままを写真に撮ればそのままデータを残しておけます。百聞は一見に如かず。細かなニュアンスは、文字よりも見たままを確認できる方が記憶もよみがえりやすいでしょう。スマホやタブレットなら写真撮影したものをそのまま保存できますね。

  3. タブレットサイズが使いやすい
    スマホのようにハンドサイズで利用できるものも使いやすいのですが、実際にデータを見たり記録したり、もしくはお客様のビフォー&アフターの写真をお客様自身に見てもらう機会がある場合は、タブレットサイズが一番扱いやすく見やすいでしょう。ひと目で確認できる情報量も多くなりますし、結果的に効率良く情報を管理できます。

  4. 選択式で楽々
    電子カルテの場合、共通の項目や必要な情報は、予め設定しておくことで選択するだけで登録できます。わざわざ入力しなくても選択するだけなので時短となり、項目を決めておくことで情報の収集漏れも防げますよ。

  5. クラウド保存
    保存方式はクラウド保存が便利。電子カルテは、インストール型や据え置き型のものがありますが、情報をクラウド保存できれば、万が一使用する機器が壊れてしまっても外側の利用端末を変えれば、情報を再び確認することができ、情報の蓄積を半永久的に続けることができます。

美容室で使いやすい電子カルテ5選

美容室で導入するなら押さえておきたい5つのポイントを踏まえた電子カルテ機能を備えたサービスを調べてみました。

1.ビューティーパレット

受付状況とも連動し、検索や整理も手間なく、簡単にペーパーレスを実現できるタブレット型カルテ。
https://www.b-palette.com/

2.ほたか サロンカルテ

お客満足度の向上を図り、大切なお客様を定着利用していただく観点にフォーカスしたクラウド型顧客管理システム。
https://www.hotaka-g.com/salonkarte

3.coming-soon KARTE

電子カルテ最大の問題点である書きにくさを解決し、操作性、サロンでのスムーズな運用に徹底的にこだわった電子カルテ。
https://1cs.jp/doc/function/karte

4.BeSALO

iPadで顧客・予約・契約管理可能な美容室・エステ・整体院向けサロン管理システム。個人経営からチェーン店まで使いやすい。
https://www.be-salo.com/

5.Bionly

予約・顧客管理・売上確認・会計・顧客とのチャットなど、日常のサロンワーク業務が、iPadアプリで完結。カルテの使いやすさが好評。
https://bionly.jp/


お客様との継続的なお付き合いが安定経営のカギとなります。あなたの美容室に訪れたりメルマガなど、SNSとは違う特別な繋がりを持つことで、お客様が新しい知識を得られたり悩みを解決できれば、信頼度は高まっていきます。
流行に敏感な美容業界だからこそ、季節に合った情報を取り入れ、お客様に合わせた提案ができると美容室のファンも増えるはず。そのためには、情報の蓄積が重要です。
電子カルテは使ってみると手放せません。あなたの美容室に合ったサービスを見つけてくださいね。

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