見出し画像

"魔女の宅急便"であきらめた、こどもの頃の夢

わたしは子どもの頃、絵を描くのが好きで、

将来絵のお仕事したいな〜と、
漠然と思ってました。

絵といっても、
友人と交換日記マンガ
(当時流行ってた。
いつまでの世代がわかるんだろ(^_^;)?)

とか、落書きレベル。

絵の具も授業でしか握ったことがなく。

それでも、
美術の時間は楽しくて
生き生きと描いてました。

そんなわたしが、

ジブリ映画 "魔女の宅急便"  を見たとき。

確か登場人物に、

"森の中にある家で絵を描いてる女の子"がいて。

その少女が主人公キキに

自分の絵を語る場面があって。

「絵を描いても、どこかほかの作品と似てしまう」

"どこかで見たような絵しか描けない"

"完全なオリジナルにならない"

ということに、悩んでたんです。
 
そのとき、

"わたしも誰かの真似でしかないのかも!!?"

と、大きくショックをうけたのです😨

"わたしには想像力がない!"

うすうす感じてたことを
映画の少女がさらっと口に出したとき、

"わたしは想像力がないから絵のしごとはできない!"

と、そこで、
どこか自分にブロックを作ってしまったんですよね。

もともと現実主義だったのも
後押しになったと思います。


それから30年以上

こわくて一度も
魔女の宅急便は見られてないです。
(なので内容もうろ覚え💧)


4年前、ひょんなことから、
絵を描いて、プラ板を作ることがあって。

そしたら、描きたいものがいっぱいでてきて。

描く楽しさを思い出し、

それで流れついて、今に至るのですが。


"魔女の宅急便を観て
ショックを受けたこどものころ"
から30年の間、

辛い経験や
何ごとにも代え難い体験をし、

いろんなところに行き、
いろんなものに触れ、
いろんなものを見て、

経験した今だから、

描きたいもの、描けるものがあるんだなあと
感じていて。

イベント出店時、
親子連れの方が、
「こどもが絵を描くのが好きで。
こんなに上手く描けないねー。」 
っていうお話をよくしてくださるのですが

「そんなことないですよ☺️」
とお話させていただいてます。

みんな無限の可能性がある✨

わたしもずっと描いてたら
上手かったのかな?
と思うこともはしばしば。

でも、この流れあっての、現在ですね😊


この30年があったから、描けるものがある。

ものづくりを始めて3年の今、

絵に自信がないから、ものづくりに逃げてた
自分もいて。

"一度絵をちゃんと描いてみたい"
という気持ちで

画用紙を初めて買いました。

水彩画用紙の存在も知らなかった素人😢

自分がいったい何を描くのか、

なにが描けるのかも未知。
 


自分が納得いくものが描けたら

魔女の宅急便を観てみよう。
 





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?