見出し画像

インターステラーみたいな出来事



不思議な体験


私は幼い頃から生き物が大好きでした。
小学生のころはカマキリの採集に没頭しており、毎日近所の草むらにカマキリを採りに行く昆虫大好き少年でした。

昆虫をはじめ、あらゆる生物・実験や観察・考察に興味のある理科系少年でした。

そんな昆虫大好き理科系少年から月日がたち、青年期に差し掛かった夏のある日不思議な体験をしました。
誰もいない自宅のキッチンに腰掛けていたところ、突然「ジーー」という音が鳴り始め辺りを見渡しました。

するとオーブントースターが真っ赤になり高温の状態になっていました。

私は驚きオーブントースターのダイアルを切る方向へ回しました。

ここで2つの疑問が。
誰もいない家でダイアルが振り切れていた事。
音が鳴りだした瞬間にはすでに真っ赤になる程高温であった事。

その後もシャワーを浴びている際にノックされ、返事をしたが誰もいないなかったり、火の玉の移った写真がとれたり、極めつけは4tトラックと衝突するという大きな事故に合い死にかけました。

そのような出来事が2~3年続きました。

普通の人であれば全て偶然かな?と流すところですが、もともと考察や解からない事を探求する性質の私は、すべての事象を繋ぎ合わせ、その出来事がすべてお盆の時期に集中していた事から心霊現象ではないかと思い仏教について調べていきました。


また別の角度からも探求し、たどり着いたのが心理学、脳科学、量子力学という解でした。

そんな経験を元に科学とオカルト好きの私の人格が形成されていったのです。

量子力学

私がこの文章を投稿しようと思った理由の一つに量子力学の拡大解釈に疑問をもった事が発端です。

ニュートンや日経サイエンス等、科学雑誌でしかみなかった学問が昨今スピリチュアル系、オカルト系でもよく目にするようになりました。

内容は、「仏教と量子力学」や「量子力学の観測者問題」を拡大解釈したものです。

オカルトもスピュリチュアルも好きな私ですが、ベースとして科学が好きなこともあり、少し違和感を感じています。

よく感じるのが科学の拡大解釈と飛躍です。
SF映画であれば問題ないのですが、スピリチュアル系はある種、現代の宗教哲学でもある為、その内容を熱心に読んだり聞いている人には、その人の行動そのものにも影響がでてきてしまう為、線引きが必要だと思っています。

科学は、仮説があり仮説を元に実験や数学での証明を繰り返し、論文がだされ様々な検証が行われた上で世にでてきます。従って仮説と実証には明確な違いがあるのです。

オカルトにはそれが存在しません。
そもそも実証不可能な世界を扱っている為当然ですが。
それを実証済みの物理学等と混合し間違った解釈しているのをみると、ちょっと違うのになあと残念な気持ちになります。

量子力学の観測者問題や二重スリット実験、シュレーディンガーの猫を元ネタに『この世界は私たちが見るまで確定していないといない』などの拡大解釈がよくみられます。

しかし量子力学はあくまでも小さな世界(ミクロ)の出来事を数式で表した学問(理論物理学)であり、我々の住んでる世界(マクロ、古典力学)では起こらない現象です。

つまり、我々の住んでいる世界に持ち込むのは無理があるのです。

オカルトと科学の中間的な視点から、不思議な出来事を観察してみると、本来起こっている出来事は、我々の脳では認知できないのではないかと感じてます。
時折みる不思議な出来事は、ほとんどの場合、偶然で片付け記憶から消えていっているのだろう
と。
そんな事より、今日は洗濯ものが干せる天気なのかという事の方が大事なんだと思います。

今まで色々な角度から不思議な現象を追ってきましたが、結局明確な答えがでないというのが実状です。

逆に言うと現代科学では解明できない事が日頃から身の周りで起きているという事は確かだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?