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外資系企業にて、男性も女性も共働き育児

私の部署の中で、今保育園児・小学生の子どもがいるのは、私の他には男性2名です。他の人たちは未婚・既婚、お子さんが既に大きいなど様々です。そんな中で必然的に、私が育児話や情報交換をする一番身近な相手は男性の同僚(部下だったりもする)です。

彼らはお子さんが複数な事もあり、時々お子さんの体調が悪い、そこから派生する家庭の状況などで、自宅勤務にしたり、病院のために中抜けしたりすることがあります。朝も保育園送り担当なので少し出社は遅め。おそらく奥様の方が育児・家事負担は少し高めかな、とはなんとなく思いますが、それなりに家庭内で分担してやりくりはしているかなと思います。そもそもフレックス+ハイブリッド勤務なのでフレキシブルに対応可。さらに、ワークレベルが管理職級以上になると裁量労働なので、制度上のフレックスのコアタイムや勤務時間縛りなども実はないとのこと。
要は「やるべき事をやってくれればいいよ」という状況です。

部署内でも「働き盛り(古い?)」というか実務的にリードすべき立場にある人たちがちょうど育児中なので、周囲も「大変だね~」と言いながら普通に理解・受け入れをしているのかなと思っています。
「サポート必要だったら言ってね」とはお互い言ったりもするのですが、育児は日常且つ長く続く事だし、「責任をもって、やるべき事はやる」を前提に、うまくやりくりする(残念ながら、必要に応じ夜や休日などでCatch upすることもあり)or 本当に困った時は期日・分担など含め上司や同僚と相談する、というような体制でやっているかと思います。

他部署では、男性側が本社の業務に異動になったものの、共働きのため、家族帯同も単身赴任も難しい…という状況のため、原則元の部署のオフィスでリモート勤務・時々出張で本社に来る、という働き方の人もいます。

私が以前D&I(Diversity&Inclusion)の仕事をしている時も、チームの人たちがWorking fatherによるパネルディスカッションを企画してくれたのですが、他部署の男性陣の育児参画の様子を聞く事はなかなかないので、面白い話を聞けた事を記憶しています。

では、社内の皆さんがそのように家庭内育児分担が進んだ状況かというと、やはりそうではないようで、「うちはワンオペだから・・・」という女性社員の声を聞いた事もありますし、育児してなさそうな男性社員ももちろんいます。一方、お子さん持ちの女性管理職も非常に少なかった所から増えては来ているので、こうして少しずつでも社内・世の中が変わっていってくれるといいなと思っています。


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