『セミナーレポート』~人事考課の基本スキル向上セミナー
ファイブスター労働組合では、組合員のスキルアップと人事考課制度の透明性向上を目指して、2024年9月17日に「人事考課の基本スキル向上セミナー」に参加しました。このセミナーは、管理者や人事担当者、労働組合役員を対象に、人事考課の基本的なプロセスやスキルを1日で習得することを目的としたものです。
セミナーの内容は、考課者に求められる「目標管理」「評価」「フィードバック面接」という一連のプロセスを中心に、講義と実例演習を交えて行われました。特に、人事考課の具体的な進め方や評価者としての心得を学ぶことで、労働組合としての課題意識を深める貴重な機会となりました。
プログラム概要
10:00~12:00:
講義【人事考課者の心得と目標管理】
このセッションでは、「人事考課者の心得」や「目標による管理とは」といった、考課者としての基本的なマインドセットとスキルが紹介されました。テレワーク環境での人事考課のポイントなど、現代の働き方に対応した具体的なケースについても学びました。
事例演習では、実際の目標設定に対してどのような修正指導が必要かを、参加者同士が意見を出し合いながら進めました。12:00~13:00:昼食休憩
13:00~17:00:講義と演習
【人事考課のプロセスと実例演習】
午後のセッションでは、「人事考課の目的と具体的な進め方」に焦点を当て、評価手順や面接の進行、フィードバックのコツを学びました。さらに、よくある評価実例の問題演習を通じて、実際にどのように評価を進めていくべきかを深く理解することができました。
グループで評価結果をまとめ、評価者コメントを検討する演習が行われました。これにより、参加者全員が異業種の視点を共有し、多様な考え方に触れることができました。
セミナーに参加した理由
ファイブスター労働組合は、組合員が公正な評価を受けるための環境作りを重要視しています。特に、現代の多様な働き方に対応した人事考課のスキルは、組合員に対する評価の透明性を高め、組合員が適切な待遇を受けるために不可欠です。今回のセミナーでは以下の理由から参加を決定しました。
公正な評価制度の推進
組合員の権利を守るため、企業内で公正な評価が行われることは非常に重要です。今回のセミナーを通じて、組合役員が評価制度の基本スキルを習得し、現場での評価の透明性向上に貢献できるようにしました。評価者スキルの習得と現場での実践
評価者としてのスキルを身につけることは、組合として組織の評価体制に対する改善提案を行う際にも役立ちます。セミナーで得た知識は、今後組合活動に反映し、組合員の評価環境の向上を目指します。
今後の展望
今回のセミナーを通じて、人事考課に関する理解を深めることができました。特に、異業種の参加者とのディスカッションを通じて得た新しい視点は、今後の組合活動においても大いに役立つでしょう。セミナーで得たスキルを活かし、組合員が適正な評価を受けられるよう、さらなる提案を企業に対して行っていく予定です。
本の紹介
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