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自然

今日、特養に入所している祖母が家に外出に来ました。

久しぶりに会った祖母は補聴器をつけておらず、初めの方は耳が遠いことから会話がままなりませんでした。
祖母は、とってもしっかり者の人ですが、脳梗塞により半身麻痺、呂律もまわりにくく、また視覚に障害もあります。
もともとお喋りが大好きだったのに、中々思うように話せない祖母。
ケーキやお寿司を用意してもどっちから食べるか聞くと「どっちでもいいよ」と投げやり気味。
大好きな祖母の老いに、私は中々ついていけないのです。
小さい時に見ていた、元気な祖母の印象が強く、看護師になってから散々お年寄りの方や身体機能が徐々に低下していく人を見ていても、自分の家族のこととなると、たまにとっても悲しくなってしまって、
「老いとはこういうことなんだ」と実感します。
自然の経過、なんだけれど、自然によってもたらされた結果があったとしても、どんな状態でもずっと楽しんでいてほしいし、笑っていてほしいです。
そんな願いがずっとあります。

おわり。

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