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まさか、こんな春を迎えることになるとは思ってもいなかった【KOZUKA 513 shop paper vol11 2020/04】

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3月末から4月初め 年度が替わるとき
学年が終わり新しい学年が始まる 学校を卒業する
進学しあるいは社会に出る
退職者や異動者と別れ 新入社員や異動者と出会う
自らが新しい世界に踏み出したりもする
緊張と寂しさと でもどこか胸が躍るような
そんな季節だったはず
 
それが今年は一変した 新型コロナウイルス
 
1月 隣国で新感染症が発生
日本に寄港したクルーズ船での大量発症
そして国内でも感染が拡大し続けた
2月 内閣総理大臣の全国一律休校の要請
イベントや会合の自粛も要請された
3月 東京オリンピック2020は1年程の延期が決定し
大都市圏では週末の移動の制限が要請され
会合や花見も自粛が呼びかけられた
世界を見渡せば アジア圏での拡大が主と思われた新感染症は
ヨーロッパ各国やアメリカ合衆国でも拡大の一途をたどった
・・・パンデミック
歴史の中やノンフィクションでしか目にしなかったことが現実になった
 
政府や関係機関の対策の是非をうんぬんする立場にないし
徒な批評・批判をすることは厳に慎みたいと思うから
何の主張ももち合わせていないけれど
ただひたすら祈る
一刻も早く新感染症の拡大に終止符が打たれますように
日本でも全世界でもこれ以上の犠牲者を出さず
過去のことと安堵できる日が来ますように
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2020年の春、今でも本当に信じ難い出来事だらけだった。それから3年の月日がたった。2023年の夏現在、少しは落ち着いているように感じる。でも、どこかしらで、新たな流行の兆しみたいなうわさも聞く。結局、ある程度の「収束」はあっても「終息」はないということか。
もう2年以上、田舎に帰っていないことにふと思い当たる。




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