ひきこもり日記

僕は大人になったら色んな人の
役に立ちたいと思っていた。
でも大人と子供の間の今、
わかったのは人の役に立つことは
簡単なようで難しいということ。
そもそも、ひきこもりは誰にも救えない。
ひきこもりという状況を救えるのは
自分自身に他ならない。
何かがトリガーになることはあっても、
それは一人一人違うし、
時と場合によっても異なる。
だから、世界は複雑で僕ができるのは
ほんの少しだ。
傷を癒すような歌や言葉が沢山あるのに
今も尚、自分を傷つけて終わらせる人が
沢山いるのはなぜだろう。
歌ができることなんて心を優しく撫でるくらいだ。 
死の淵から引っ張り上げることなんてできない。

生き恥なんて他の人にはわからない。
恥じているのは僕自身の問題で、
僕の罪が白日の元に晒されるのは嫌で、
月と友達になったり、
半分くらいの憎むべき人々のせいで
半分くらいの愛すべき人々との時間や繋がりを捨ててしまったり、無茶苦茶なことばっかりだ。

ただ、僕が僕自身にいえることは
あらゆる現象は全て因果で繋がっている。
だから、僕にいいことがあっても憂き目にあっても
それは僕のせいともいえないし、誰かのせいだなんてもいえない。
色々なことが過去に重なって、現実としてそういう結果になっただけだ。
だから、これからも過去を背負わなくてもいいよ。
今不意に起き上がって何かを見に行くでもいいし、
死んでから幽霊になって誰かを脅かすために化けて出てやるでもいい。
やりたいこともやりたくないこともやっていい。
じゃあ、逆に何のせいにしてもいいっていうなら
僕は何をするだろう

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