ウーバーイーツ(引きこもりの日記♯3)

ウーバーイーツでタダ飯食ったら
林の向こうまで逃げよっか
都会のジャングルはみんな誰かの持ち物で
私の場所なんて一つもないの
だから私は都会の隅っこで
誰にも見つからないように
こっそり自分を慰めている
外に出ていたときは
誰かに見られている気がしたり
誰も気にしてないふうにしたりする奴を
奥歯で噛み殺していたりしていたんだけど
いざ自分の部屋で一人になったら
誰にもみられてないからって部屋とか髪とか
ぐちゃぐちゃにしてしまってて
結局嫌いだった奴らと全くおんなじだった
自分がすごく惨めだった
結局私は一人でいたいとか
一人になりたくないのかわからない
本能とか量子力学とか構造的な話をされて
元気がでてくる質ではないしね
人って結局自分が可愛くて
他人が気持ち悪くてっていう生き物じゃん
好きなものだったら舐めたくなるほど
いいかもだけど好きじゃなかったらキモいもんね
人間愛かもね
最近色んなことができなくなっていって
その理由はたぶん見て考える力が弱くなったからなんだと思う
たくさん見る、じっくり見ることも大切なんだけど、そうして自分でそれを理解して記憶に落とし込むってすごい難しいことだと思う
でも、人間生活してればそれなりにそういうことは必要だし、それができるって強みだし、それを生業にしてる人もいるはず。自分は苦手だけど、これからはちゃんとみていこうって思った。頑張ろう。

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