アドベンチャーツアーin江田島
アドベンチャーツアーとは
一般社団法人日本アドベンチャーツーリズム協議会によると、
アドベンチャーツーリズムとは
「旅行者が地域独自の自然や地域のありのままの文化を、
地域の方々とともに体験し、旅行者自身の
自己変革・成長の実現を目的とする旅行形態」
と説明してあります。
アドベンチャーという単語の響きから、
アウトドア体験を少しハードな
冒険っぽく過ごすイメージをしがちですが、
必ずしもその必要はなく、
むしろ文化的な要素も重要視されています。
そして、広島のアドベンチャーツーリズムをけん引するのが
「一般社団法人Hiroshima Adventure Travel」
通称”HAT”
なんかかっこいいですよね。
実はフウドもこの団体に所属しているのですw
今回は9月と10月に催行されたアドベンチャーツアーのうち、
江田島から宮島へのシーカヤックツーリングについてレポートをまとめました！
江田島ー宮島間を漕ぐエクストリームなカヤック体験
江田島滞在では、
オリーブ体験や江田島荘の宿泊など豪華コンテンツでしたが、
なによりメインのコンテンツは江田島宮島間の
エクストリームなカヤックツアーでした。
江田島を出発して、宮島までの16kmのコースを
カヤックで自ら漕いでいくというもの。
この度は、一般社団法人江田島カヌークラブと、宮島丸の船長さんたちの
お力をお借りして、実施することができました。
前日に江田島層荘に宿泊したゲストの皆様。
朝8時に江田島荘前の長瀬海岸に集合です！
約５時間のツーリングになるので、最初のレクチャーは大事です。
みなさん真剣な眼差しで、宮島まで向かう準備は万端！
長瀬海岸から出発し、江田島湾を渡る約１６ｋｍのコース。
実際は道中のポイントで休憩しながら行くので２０ｋｍくらいあります。
フウドメンバーは警戒船（宮島丸）に乗り込んで伴走しながらゲストを見守ります。
江田島湾を出るのにも約1時間かかります。
湾をでると、少し風と波が大きくなります。
みなさんペースを崩さず、着実に進んでいかれました。
途中、無人島の絵の島に寄り、休憩！
絵の島の美しい景色にみなさん感動！
きっと疲れも吹き飛んだことでしょう。
途中船の上でこの瀬戸内海の特徴、水軍の歴史の話
今回乗船した宮島丸の由来など
さまざまなお話をお伝えさせていただきました。
また80歳の船長さんからも瀬戸内海の歴史についてお話いただき、
モニター旅行者の方からもたくさん質問いただきました。
絵の島からまた数キロ漕いだあと、ようやく宮島が見えてきました。
宮島の東側にあるビーチ「包ヶ浦自然公園」に上陸しランチタイムです。
ランチは、フウドスタッフトミー特製の
江田島の猪肉を使った江田島海軍ジビエカレー
一から煮込んで作った本格ジビエカレー。
お肉はおきらくやさんという江田島の猟師さんから仕入れました。
その他野菜も、江田島で育った野菜たちを使っています。
おなかもいっぱいになったところで、最後のパドリング！
包ヶ浦自然公園から厳島神社沖で鳥居をくぐりに行きます。
大鳥居でゴールの感傷に浸り、ビジター桟橋でカヤックツアーをチェックアウトです。
長距離のツーリングだったため、疲れもありましたが、みんな達成感に満ち溢れた表情をしていました！
江田島滞在はここで終わり。
桟橋で別れを告げ、ゲストのみなさんは宮島観光に移ります。
この江田島から宮島までのカヤックツーリングは今回で３回目になりますが、天候や海況、ゲストの体力によって毎回休憩するタイミングやポイントも違います。天候が急変した時にはカヤックから船に乗り込むという対応もしなければなりません。
ガイドとして安全第一を確保しながらも、ゲストのみなさまに最大限楽しんでもらい、また瀬戸内海の歴史や文化を自らの体と心に感じてもらうことをコンセプトにツアーを行っています。
みなさん、ぜひまた江田島に遊びに来てください。
そして一緒に冒険しましょう！！
（追伸）
このアドベンチャーツアーでは、
「あなたにとっての平和とはなんですか？」
という問いをツアーテーマとして取り組んでいます。
江田島のほかにも広島市内、湯来町、宮島などのエリアで、その地に刻まれた歴史と文化、自然を体感し、最終的にゲストは「自分にとっての平和」について何かしらの答えをみつけてくれます。
今回のゲストも最終日最後のダイヤログでは、ゲストみんなが涙を流しながら旅を振り返ることとなりました。
この旅はきっとあなたの人生にとってかけがえのない記憶になるでしょう。
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