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バカにするのをやめたい

私は本当に小心者で、とにかく周りの目が気になる。

恥ずかしい、変だと思われたくない、ダサいと思われたくない。
服とか、メイクとか。
多分、ちょっと私はダサい方の部類に入っている気がする。
少なくとも、スーパーおしゃれではない。インスタグラマーにはなれない。

でも、そんなものどうでもいいやん、好きに生きたいやん、って思っている自分もいる。どっちやねん。

思いついた言葉も、感情も、一度他人のフィルターを想像して、それを通してでないと発せない。
飲み込んだ言葉もたくさんあって、彼らはこの世に存在しなかったことになっている。

昨日、ドライヤーをかけながら、頭の中でぶつぶつ喋っていた。
一人で、いろんなことを話していた。
親のこと、友達のこと、noteに書く言葉のこと。

鏡に映る自分と目を合わせたら、黙っていた。
口は動いていない。
鏡に映る自分は、黙っていた。
確かにめちゃくちゃ喋っていたのに。
鏡を介したら、何も言っていなかった。
他人から見たら、私めっちゃ静かな人やん、と思った。

私は有名な物書きではないので、文章でバカにされたことは一度もない。
悪い言葉を投げられるということは、嬉しくないけど、目立っている証拠でもあるから。
そんなレベルにも至っていない。誰も私に、気づいていない。

それでも、バカにされるのを恐れる。

される前に、自分でしてるんだけど。


前に、他人の文章を読んで恥ずかしくなった話を書いた。

それとも似ているけど、ちょっと違う。

文章にされるまでもなく、「バカにされたくないから」飲み込まれた言葉たち。
言い換えれば、文章になれた言葉たちは、私の中で優等生。
どこに出しても恥ずかしくない子たち、と、一度は思われたから世に出してる。
本音だけど、ちょっと虚勢張ってる。

もしかしたら、飲み込まれた言葉は世の中に出さない方がいいのかもしれないけどさ、
なんかちょっと、もったいないのかも、って昨日の鏡の中の口を見て思った。


なんだこの、ふわふわした文章。

でもこれもいいか、少なくとも虚勢は張ってない。いいね。

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