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【アメリカ駐在碌】予想外、洗剤からの特大パンチ

2024年3月よりアメリカ合衆国首都近郊に住むことになった、30歳手前夫婦の記録です。渡米前はいろんな国々(夫:オセアニア諸国、私:中東、アフリカ)へ出張に行っていた私たちが、アメリカで悪戦苦闘する様子を残します。当時の本人たちはいたって真面目に困っていますが、他所様からすると碌でもないことばかりだと思います。どうぞ笑っていただければ幸いです。

駐在員とその家族あるある(?)、アメリカの洗剤の匂いがキツい。

本当にもう、これは本当に予想外だった。
学生の頃アメリカに半年留学した時、自炊もしてたから食器は何度も洗っているはず。

海外出張の時は所詮数ヶ月程度だったので、
夫も私も、使い切れる量を詰め替えて日本から持ち込んでいた。
(現地で買うとめちゃくちゃデカい+基本大きなキッチンもない暮らしだったので)
だからもう、洗剤にここまでダメージやられるとは、想像もしてなくて…。

仮住まいはAirbnbで普通のアパートメントを借り、
そこに付いていた洗剤をスポンジに何気なく出したら…


「ぅわoh....(絶句)」


Mrs. Meyersの、期間限定の香り。
もはや何の組み合わせの香りだったか覚えていないけど、
絶句したのは覚えている。パッケージ三度見くらいして。
Airbnbのオーナーと、私の香りの好みが違うってだけなんだけども。

何回手を洗っても取れない濃厚な香りに泣きそうになりながら手を見ると、
すごい勢いで手が荒れている。かゆい。荒れすぎて、このまま生姜おろせそう。
泣く泣く非常用に持ってきていた、日本の食器洗剤を取り出して洗う。
これが非常とは言わずして、なんと言う…

アメリカ着陸して10時間後くらいだったかな、ストレスもあって怒りと悲しみが溢れ出た。笑
今思えば洗剤相手にガチギレするのも面白いんだけども、何回外国に行っても、初めての土地はストレスで感情のコントロールができなくなるもんです。どんな土地に行くかは、関係ない。
(もしかしたら、中身はMrs. Meyersじゃなかったかも。詰め替えなんかいくらでもできるしね。)

その後、他の在米日本人の方々は何を使っているの…?
てことで、検索したら出るわ出るわ。noteだけでなく、他のサイトにもいーっぱい出てくる。皆さま、アメリカの洗剤にお鼻をパンチされていらっしゃる。
私だけではなかった…!!!!
(下記いきなり引用致しまして、すみません。いつも参考にさせていただいています。)

そして、食洗機の洗剤も、これまたすごかった。
本当に、Airbnbのオーナーは良かれと思って置いてくださっているのでね。
文句言うんじゃねえって言われれば終いなんですが。

仮住まいに設置されていたのは、ふゆさんも記事の中でお話しされていた、Cascade。
このお方、アメリカ食洗機洗剤界の重鎮顔で、いつもスーパーの棚に座ってらっしゃる。
日本でいうと、Joyとかそんな感じの立ち位置なのかな。CMの頻度も多いしな。

お金払って住まわせて貰っているとはいえ、
前にどんな人がどんな感じで使っていたか、ハウスキーパーさんのクリーニングも、どんな感じでされていたかとか。そもそも食洗機掃除するという発想があるかも未知数なので、念のため食洗機の洗剤だけ入れて試運転がてら、空の食洗機をスイッチオン。

数分後、強烈な香りが鼻を駆け抜ける。
息をするたび、とめどなく濃い洗剤の匂いが溢れてたまらない。
Cascadeって、「とめどない」とか、「次々と」とか、「滝」とかいう意味だから間違ってないっちゃ間違ってないよ、グッジョブ商品開発の方々🫶
とか言っている場合ではない。
次第に頭が痛くなってきて、吐き気も冷や汗も出てきて、立っていられなくなった。

色んな国に行ってきたけど、こんなのは初めて。
もはや驚きの方が強かった。


仕事から帰ってきた夫は、顔面蒼白になって横になっている私を見て、
その原因が食洗機の洗剤とのことで、さらに驚いていた。

私たちはCascadeの箱を棚の奥にそっと押し込み、
違うやつ買おう…と誓い合うのだった。

そんな我々は、今Seventh GenerationのFree and Clearを使っています。
匂いがない、手荒れしない、あゝ最高。


また、食器洗いとは関係ないんだけど。
私はもう一つこの世の中にお伝えしたいことがある。

我々は日本で、スクラビングバブルの流せるトイレブラシ愛用していたのだが、
アメリカでもこちらを使っている。
(衛生上、流石にこれは日本から持ってきたのではなく、アメリカで購入した。)

上記、洗剤フィーバーを経験した私たちは、トイレの洗剤にも敏感になっていた。同じ轍は踏むもんか。

仮住まいの洗剤はこれまた独特な香りで、
例によって先人たちのブログを拝見しつつ、みんな大好きTargetへ探しに出かけた。

何より、自分たちがずっと使っていた商品に出会えて安堵したのと、
セール中でお値段も選択肢の中で一番手軽だったのもあって、割と即決だった。


帰宅し、ウキウキでトイレ掃除に取り掛かろうとパッケージを開けた瞬間、


「ぅわOH...(絶句その2)」


悲しい。
なんでやねん。
なんでこんなに匂いが濃いの。
あなた、日本にいた頃と同じ笑顔じゃないの。

どうやら、日本のスクラビングバブルさんとは別人だそうです。
そらそうか。ジョンソン株式会社と、SCJohnsonも違うもんね。すいません。
Cascadeとは違って、ずっと続く香りではないんだけども、
ファーストアタックが、ドカンとくる感じ。またもや、お鼻に右フック。

余談だけれども、なんとなく持ち手の方もプラスチックが薄い気がする。
(これは、気のせいかもしれない)

同じブランド、同じ香り系統と侮るなかれ。
よい学びとなりました。ぐすん。


私たちの一時帰国での、日本で買うものリストの一番上には
「スクラビングバブルの先っちょ」
が君臨している。

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