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ランダム金カム(1) 〜ゴールデンカムイについて書きたいが、 〜

ゴールデンカムイが好きです。

はまったのはこの一年以内です。アマゾンプライムに登場したのをきっかけにアニメを見始めて、あれよあれよという間に気付いたら漫画を全巻買い揃えていました。恐ろしい作品です。

これについても語りたいことが山ほどあります。いいところも、私自身は批判的に捉えている部分も含めて、全部が好きです。これほど、文化史においても漫画史においてもエンタメという概念そのものにおいても、遺産と言えるような作品はなかなかないのではないでしょうか。

だからこれに関する話を始めたいとは常々思っていました。でも問題があります。扱うべき要素が多すぎる。
「闇鍋ウェスタン」という標語からもわかる通り、とにかくいろんなジャンルや情報やパロディを混ぜ込んだ群像劇という、読んだことがない人からしたら「なんじゃそりゃ」としか言いようのない本作の性質上、何から話を始めれば良いのか、てんで分かりません。思うこと全部まとめたら、博士論文のような重厚感を帯びてしまう気がします。

書き手の私も、あくまで「その時書けることをなんとなく書く」というこのノートのスタンスを崩す気はありません。なので、金カム(=ゴールデンカムイ)については、思いついた時に思いついたまま書くような方式でシリーズ化しようと考えました。不定期投稿で、シリーズ名は「ランダム金カム」。

本編初回は「カルチャーショックの連続を抱えたまま世界に出ていった金カム」について書くつもりです。書き終わったら投稿しますので、よろしければお付き合いください。


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