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皮下脂肪は悪者でしょうか?

美容と健康を考えるとき、「皮下脂肪」は目の敵にされがち。
特に女性は「やせてきれいになりたい!」とダイエットにはげみ、必要以上に脂肪を落としてしまうことも少なくありません。

しかし、、、、、


脂肪の役割

内臓脂肪は、日々の活動に使われるエネルギーを簡単かつ速やかに出し入れできる普通預金。
皮下脂肪は、エネルギーを長期的に備える定期預金にたとえることができます。
内臓脂肪は、皮下脂肪に比べて代謝が早く、食事や運動で比較的減りやすいです。

🌸脂肪は大切な友達!!

脂肪は体重の20~30%を占める最大の「臓器」です。
〇脂肪細胞は、体の機能を正常に保つために必要なホルモンなどの物質を作り出しています。脂肪細胞からは食欲や代謝に関わる重要な物質が分泌されています。
〇女性にとっての体脂肪は正常月経の維持、妊娠・出産などに不可欠です。
〇エネルギー源を貯蔵して体温を保つ働きや、外部からの衝撃から内臓を守る役目もあります。

☛腎臓は、脂肪でさされられています。

以前、勤務していた病院に腰がだるい、背中がだるいという症状で受診する女性がいらっしゃいました。

造影剤検査の結果でついた診断は、
「遊走腎」でした。
「遊走腎」とは腎臓が下がった状態のことです。

遊走腎は腎臓を正しい位置に保つための
脂肪や筋力が少ないことが原因です。

脂肪は、悪者ではありません。
大切な友達なのです。

多すぎると悪さをしますが
なさすぎても困るのです。

それでは、また。

#ジブン株式会社マガジン
#健康 #脂肪 #友達
#いつまでも元気


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