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#018:得意を活かすこと 〜その1〜

たくさんの投稿の中から見つけてくださって、ありがとうございます。
自分を知って得意を活かすことが大切だなぁとしみじみ思います。
そして、それ以上に苦手を避けることを意識した方が良さそうです。

努力至上主義

昔は苦手は克服するものだと考えがちでした。
少し前まで、の方が正しいかも。
なんであんなにも自分の欠点や不得意なこと、苦手なことを見つけては克服したいと思っていたのか。
努力や頑張りなどについて強烈なすり込みがあったのかもしれませんが、要するに己のことがよくわかっていなかったんでしょうね。
自己評価が適切でなく、過小評価✖️過大評価をしていたのかも。
過去の失敗例を振り返っていきたいと思います。

中学時代の失敗

自分を活かせなかったことはいろいろありますが、中学時代の部活に苦い思い出があります。
私は吹奏楽部に入部しました。
担当する楽器は入部後に自分の希望を伝えつつ、顧問の先生と相談で決定します。
その中学ではパーカッションを除いた楽器については木管楽器、金管楽器がありました。
音を鳴らす仕組みに違いがありまして、木管楽器(フルート、ピッコロ除く)はリードを使って音を鳴らしますが、リードのない金管楽器はマウスピースに唇を当てて息を吐きながら唇の柔らかいところを振動させてようやく音(のようなもの)が出せます。
なので、木管楽器の方が音を出せるようになるまでが断然早いです。
金管楽器の場合は要は自分がリードになる感じなので、楽器と自分の口の辺り(唇の厚み、前歯の歯並び)のコンディションが合うかどうかが重要なのです。
大した理由はなかったですが、私はトランペットに憧れて希望しましたが、憧れは憧れなんですよね。。。
前歯の微妙な歯並びの関係でマウスピースと相性が悪くて、顧問の先生は最初はNGを出しました。
それでもという私の希望もありましたが、楽器ごとの人数編成のバランスもあり「まぁいっか」でトランペットに決定したのであろうことが今なら分かります。
歯並びが影響して唇が傷つくことはざらで、それでも思ったように高音が出せずにかなり辛い思いをしました。
途中で楽器変更をする勇気を持ちたかったですが、親にねだって結構な金額の楽器を買ってもらっていたので最後まで続けてしまいました。
判断の不味さにプラスしてリスクヘッジが足りていませんでした。
最初は学校の楽器を借りることから始めて、大丈夫だなと思うところで買うべきでしたね。

高校時代の失敗

大学受験ついても完全に作戦を失敗していたと思っています。
作戦と言えるようなものを持っていなかったと言った方が正しいです。
後から思うとしっかりと作戦を持てていた人が身近にいました。
同級生Aさん:
定期試験前の「全然勉強できてないよー」は、学生同士が交わす会話の定番だと思いますが、Aさんともよくそんな会話をしていました。
ですが、蓋を開けてみれば学校の推薦制度を利用して、某有名大学に受験なしで早々に決まっていました。
しっかりとプランを持って定期試験を大切に、全教科まんべんなく成績を作っていたんだと思います。
本人の振り返りはまた違うかもしれませんが、志望と合っていれば賢い選択ですよね。

同級生:Bさん
比較的英語が得意・好きな人が多い学校だったのですが、Bさんは本当に本当に英語が苦手だったようです。
カナダの女子修道会が母体のカトリック系の学校だったものでフランス語が必修であり、そこを利用して受験での外国語はフランス語にすることに早い段階から決めていたようです。
フランス語の方が入試の内容の難易度が低くなるので、そこにかけたようです。(英語は捨てた!)
結果は見事に成功しておりました。
多分、周囲の大人のアドバイスがあってのことだったとは思いますが、それを選ぶかどうかは別の話なので、すごいですよね。

Aさんは全てにおいてバランスよくコツコツと勉強し続けられる自分を活かし、Bさんは苦手を完全に捨てることを最初に決めたわけです。
私はどれだけ自分のことが分かっていなかったんだろう。
またまた憧れる気持ちにすっかり支配され、そのために苦手な数学も捨てられず、得意科目も中途半端。
第一志望はただの記念受験となりました。。。

だいぶ昔の話ですが、忘れられない苦い経験です。
さてさて、続きはまた次回に。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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