見出し画像

【転職活動・後編】36歳で未経験職種への転職はやっぱり大変。

前回は経歴ときっかけについて書きました。
今回は退職から転職活動編です。
その前に、ざっくりと私の転職活動の概略を。

転職活動概略

退職日:2023年12月31日
転職活動開始:3月
転職活動終了:6月
利用した転職エージェント数:7つ
(内、実際応募までしたのは5つ)
応募総数:111社
書類通過:5社
面接辞退:3社
内定:1社
応募先業種:IT系(SIer、ITエンジニア、SE、コンサルなどなど)
「未経験OK」「研修するから安心してね」とか書かれている「データ分析」に関われそうなところは片っ端から応募してました。

内定いただいた1社が今度から営業事務で働く会社です。

いやー、お祈りメールばっかりで泣きそうでした。面接にも行けないなんて…
もう、「未経験OK」には騙されないぞ!笑
頭では難しいってわかってたんですけどねぇ〜
やっぱり辛かったなー。
そんな中noteでたくさんの記事を拝見し、勇気をいただいておりました。
本当に感謝です。ありがとうございました。

さて、今日書きたいのは
・なんで退職前に転職活動しなかったか?
・退職してから転職活動始めるまで何してた?
・転職活動の準備って、何をしたのか?

①なんで退職前に仕事決めなかったの?

理由はシンプルに2つ。
「ちょっとゆっくりしたかった」と
「時間がなかったから」です。

実は、あんなに大好きだった旅行が嫌いになりつつあり
ちょっとゆっくりして気持ちをリセットしたかった。
仕事から離れれば、また旅行が好きになれると思ったからです。
→これは成功でした。2回も旅行行ったし、
 それに今、めっちゃ旅行行きたい笑

また同時期、オンラインスクールでデータ分析を学んでおり、転職活動よりそっちに集中したかったのも理由です。
不器用なので、同時進行がどうしてもできなかった。

今思えば、36歳って転職しにくくなる、と知ってたのに
行動しなかったのは、良くなかったと反省しています。

ニュース等で年齢の壁はなくなりつつあると聞いてはいたけど、それは単に転職市場全体で見た時の話であって、
未経験職種に36歳で挑戦するには、
やっぱりそれなりに武器が必要だと思います。
私には、戦える武器がなかった。
今回、それがよくわかりました。

②転職活動始めるまで何してた?

私は実家暮らしのため、危機感が薄い自覚はありました。
がしかし、だからこそ心からゆっくりできるとも思いました。

なので、旅行に行ったり、
(沖縄と韓国行きました。これも今度記事にしよう!)
友達とご飯食べに行ったり、データ分析の学習進めたり、読みたいと思ってた本をたくさん読んだりして過ごしてました。

それともう一つ。
FIREしたと想定して、月々いくらくらい支出があるか、
気持ち的な面で大丈夫そうか、などなど
様々なシュミレーションもしてました。

本当にFIREしたい、できる、と思っているわけではなく
老後を安心して過ごせるようにお金のシュミレーションをしたかった、と言うのが理由です。
以前、ドイツ人女性のFIREをした方のブログで、
「FIREする、しないに関わらず一度暮らしのシュミレーションを行うことで、自分に向いているのか確認しておくことが重要。だって、遅かれ早かれ仕事をしない日々が来るのだから」
と書いてあり、ちょうど良い機会だと思い試すことにしました。

結果としては、私、仕事しなくなって家にいても、不安になることはなさそうです。笑
むしろやりたいことが多すぎるので、向いてるのかも。
(無職なのに不安にならないとか、いい度胸してるな笑)

③転職活動準備って何をした?

大きくは次の3つ。
・転職エージェントに登録
・徹底的に自己分析
・履歴書、職務経歴書の用意

転職エージェントに登録

最初は2つだけだったのですが、お祈りメールに心をやられてどんどん増えていった感じです。

面談したり、実際応募したりしたけど、書類が1件通ったくらいであとは全て書類落ち。
ちゃんと活用できてたかはよくわかりません。笑

徹底的に自己分析

転職エージェントのサイトにあるアーカイブを観たり、書籍等を買って、自分について分析してみました。
たくさん調べて気づいたんですが、どの人も、どのサイトも、結局は言っている内容が同じでした。
基本をちゃんとやりなさいってことですね。

徹底的に自己分析したおかげで、自分のスキルや経験を棚卸することができました。
応募企業に合わせて志望動機や自己PR文の書き換えしやすくなったので、転職活動後半は書類作成がだいぶ楽になりました。

自分では今まで気付かなかったスキルとか長所を知ることができたのは、転職活動に関係なく良いことでした。
これから生きていく上での自信にもなりますね。

履歴書、職務経歴書の用意

残念ながら書類作成の重要性に気付いたのは、転職活動の後半。
「書類が全然通らない!どうしよう!」と焦り始めてから。
企業分析をしっかりとして、求められている人と自分の得意なところを意識して書くこと。
当たり前だけど、そうしたら書類が通るようになりました。

転職活動のまとめ

転職活動の最初は、「データサイエンティスト」「データ分析に携わる」を中心に考えて、求人を探していました。
オンラインスクールも通って、「これでやっていくぞ!」と意気込んでいましたが、現実は全く甘くありませんでした。
実務未経験なのに、闇雲にやってしまったのは良くなかったなと反省しています。
いわゆる「育成枠」みたいな「未経験でも大丈夫」とか「しっかりサポートします」とか書かれている求人は、やはり20代向け。
求人票には年齢制限の記載はないけど、その線引きは絶対あると感じました。企業側に立って考えれば明らかですよね。

また、年齢をカバーできるほどの実績がなかった、というのも大きな原因だと思います。
辛いけど、「これが実績、数値を意識してこなかった私自身の歩んできた道なんだ」と思い知らされました。
でもこれも気づき。もし次があったら、もうこんな気持ちにならないように対策できる。
(いやいや、もう転職しないようにしなきゃ!笑)

心がバッキバキに折れていたんですが、
「データサイエンティストを諦めて、鹿児島で、前職よりも給料が上がり、これまでの経験を活かせる仕事にしよう!」
と思い、応募したのが今度お世話になる会社です。

そうです。お金です。笑
「お金稼ぐぞーin鹿児島」って切り替えをした瞬間、
今までのことが嘘のように、サクサク決まりました。

しっかりと自己分析とか企業分析できたおかげなのと、
直接応募したからかなーなんて思っています。
書類通ったものはほとんどが企業への直接応募でした。
理由は謎ですけどね。

前回の記事を読んでくださった方は、気付いたかもしれませんが、転職先では「営業事務」をやります。
データ分析を諦めたの?
いえ、そうではありません。

元々、地方創生や観光に興味があり、観光をテーマにデータ分析したものをオンラインスクールの課題として提出しました。
当面はこれをブラッシュアップしていきたいと思います。
まずは仕事をしっかりとこなせるようになってから、頼りにされるくらいになってから、仕事への応用を考えたいと思います。

まだ、働き始めていないのでなんとも言えないですが、
今度お世話になる会社は全体的に給料が高めで、会社としてもそれを謳っている会社です。
求められるものも多いとは思いますが、「しっかり稼げる」というのが応募の決め手でした。
しっかりと働き、投資に回して資産を増やしていきたいと思います。
(母の教え、大事!笑)

いつか、どんな感じの仕事してるかも記事にしてみてもいいかも。

いやー、長くなってしまった。
でも転職活動に関して、もう一つだけ書きたいことがあります。
それは、「無職期間、お金どうしてたのか」です。
実家暮らしとはいえ、流石に収入がないのはキツイ。
ということで、明日は
「番外編・無職期間の収入について」書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?