【買って失敗?】モンブラン・マイスターシュテュック149(80年代・EF)を勢いで買っちゃったのでファーストインプレッションする
というわけで(?)
色々あったので、生活に区切りをつける意味でも(?)、新しい万年筆を買いました。
この子です。
モンブランマイスターシュテック149(80年代)
字幅はEF(極細)
字幅EFですが、たっぷりとインクが出て、今使っている#3776センチュリーの中字に近い太さの線になります。極細とは(哲学的問いかけ)
万年筆屋の店主によると、149は年代によっても書き味が違ってて、万年筆好きは普通に複数本持ってるらしいです。1本10万円近い万年筆を複数揃えるのが標準とかこの沼ヤバイ。
ちなみに、モンブラン149を選んだのは、「どうせ万年筆買うなら、いっちゃんいいやつを買おう……149だな!」ということです(意味不明)
逆にいうと、万年筆初心者なので(10年以上万年筆を使っているにも関わらず!)、モンブラン149以外に「一番いい」と表現していいような万年筆が他に思いつかなかっただけです。
各年代ごとの149を書き比べさせてもらったのですが、最近のは硬めな感じで昔のは柔らかめな感じでした。
色々試筆した上で、一番書き味のいいなーと思った子をもらってきました。いや、少なくないお金を投入して購入したわけなんですが!!
太字もいいなーとは思ったんですが、ノートへの記入だとちょっと字幅的に厳しいというか、明らかに無理があったので、やめました。
インクがたっぷり出るのは嬉しいんですが、ちょっと書き出しのポイントが繊細で使いこなせる自信がなかったです。アイデア出しとかならいいのかもなー。
ちょっと小さな146という万年筆も同じように年代別で試し書きさせてもらったのですが、その中にあった1970年台の146がすごく良くて、書き味で言ったら最高ですごくこっちにしたかったです。
じゃあなんで、149のこの子にしたかというと、決め手はペン先の大きさです。
とにかく大きい。
バイカラーで目立つ!
これで文章を書いたら、映えるというか、テンション上がりまくる!ので、149にしました。
万年筆は結局のところ趣味的な実用品(どっちだ)なので、使うときにテンション上がる方が大事。
実は、万年筆屋にいった時は、実はそんなに買おう!という気持ちではなかったのですが、試筆しているうちに欲しい気持ちが猛烈に高まってきて、気づいたら魔法のカードでお買い上げでした。ヤバい(来月の請求額が)。
家である程度使ってみているんですが、この万年筆はすごいですよ(岡部いさく調)
もちろん、ペン先がふわふわで紙に書くというよりも、紙の上でペンを滑らせるみたいな感じで書けるというのもすごいポイントなんですが、それよりも重量バランスがすごいなと思います。
書いている手に寄り添うな重量バランスで、無限に書けそうな気がします(錯覚)
あとは、書いている僕の能力が万年筆に追いつくだけですね。いや、それが一番難しいわけですがね!
いまのところ、難点としてはですね。
今持っている#3776センチュリーとデザインがそっくりすぎて、ぱっと見どっちがどっちだかよくわかんないことです。
同じようなデザインの万年筆を買う俺が悪い(栗山監督風)
これが146だったら本格的にどっちがどっちだかわかんなくなるところだった。
今使っている、#3776センチュリーも20代に入って当初ぐらいに買ったので、なんだかんだで、年齢の十の位が1つ上がるたびに万年筆を買っているような気がします。
そして、最大の悩みはですね。
一番いい万年筆を買えば、万年筆沼にハマることはない!と思っていたのですが……ですが……。
むしろ、今まで使っていた万年筆とはまったく別の書き味の万年筆を手にしたことで、他の万年筆の書き味が気になってしょうがなくなってきました……!
そういう意味では、買って失敗だったなと。こんなものを知らなければ、こんな世界を知らなければ、散財する欲望と戦わなくて済んだのに……!!
あ、ちなみに前回こんなことを書いてたらしいです。
うん。
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