雨樋がないと…
こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「雨樋がないと…」というお話。
わが国の雨樋の歴史は長く、古くは平安時代の「大鏡」という物語に書かれており、現存する雨樋は733年に建立された奈良時代の東大寺三月堂といわれています。
最近ではプラスチック製のものが増えましたが、当時は神社仏閣の建物の排水として木製のU字型の雨樋が設けられていたそうです。
では何故雨樋がないといけなかったのか?
先人たちは雨水が家にとって一番悪さをすると理解していたからこそ雨樋を設けていたのです。
このように雨樋を設けず、雨水が垂れ流しの状態になっている住宅では、跳ね返りの水により土台や敷居は腐ってきます。
さらに家の北側になれば日も当たらず木は乾くことはありません。
住宅の裏に竹や木が自生していると秋になれば雨樋は落ち葉でパンパンになってやがて垂れ下がってきます。
そのまま放置を続ければ雨樋からの雨漏れに繋がります。
そうなると面倒なので雨樋を外してしまう結末に…
雨樋は住宅にとっては意味があって取り付けています。
面倒くさがらずに雨樋の掃除を定期的に行いましょう。
もし雨樋を外したり掃除を放置したりしていると
あなたのお家の木材は腐って行くかもしれません…
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️
※防虫施工のご依頼につきましては以下の地域とさせて頂きます。
対応地域は
愛知県・岐阜県・三重県・滋賀県・奈良県
全国の施工対応には限界もございますので、もし
・どの業者が良いのか分からない
・紹介してほしい
・急ぎのアドバイスがほしい
などのご要望がございましたら、業界の全国ネットワークを活かして地域の腕の良い防虫業者さんをご案内致します。
ご案内後はお客様ご自身でお取り継ぎをお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?