「氷河期世代」おじさんの転職疾走戦記

割引あり

はじめに

はじめまして。おーしゃんと申します。私は、旧Twitter(現X)では、もう15年近く投稿を続けていますが、「note」では初めて投稿致します。どうぞ宜しくお願い致します。

私は、2001年に新卒入社、いわゆる「氷河期世代」のおじさんです。今年で46歳になりました。新卒で入社した職場(金融機関)を2年弱で退職、2社目の会社を約半年で退職した後、現在3社目の職場に勤め始めてから、約20年になります。

そんな私が、後述する理由から、ここ数か月間、転職活動を行ってきました。その結果、来る7月末日付で、20年超勤務した現職を退職し、8月1日から新しい勤務先で働き始めることが決まりました。

転職活動の戦績:6戦、5勝1敗。

十数社の案件を頂き、その中から、特に私の希望条件と合致する6社を厳選。6社を受験した結果、第一志望の企業を含む4社から内定を獲得、1社は(内定は出たものの)案件自体が消滅、1社は不合格、となりました。我ながら、余りにも出来過ぎた結果でした。

氷河期世代」と言えば、巷では暗いニュースばかりがクローズアップされています。他の世代に比べ、低い賃金、長期にわたる非正規雇用が統計的に実証されており、「今更、何の意味があるのか…?」と思わずにいられない様な支援策が報道されたりしています。兎に角、ネガティブな印象が付きまとうのが、我々、氷河期世代の特徴です。

一方で、氷河期世代の過酷な就労環境下を、どうにかこうにか生き残ってきた、我々の様な氷河期世代サバイバーの「現在地」を示す記事は、余り見かける機会が無いのではないでしょうか。

加えて、転職サイトや転職エージェントが発信する「転職の秘訣」や「転職ノウハウ」は、利害関係を伴う為、ネット上に溢れかえっていますが、実際に今まさに転職活動を終えた人間の「生の声」は、なかなかお目にかかれないのでは?と考えました。

この投稿では、私が転職に至ったきっかけ、考えてきたこと、私の作戦、転職活動を終えてみての感想など、かなり踏み込んだ内容まで、皆様にご紹介致します。最大限、守秘義務には配慮し、個人や組織を特定できない様に配慮致します。

記事内容の特性上、不特定多数の方に、無闇に拡散されてほしくないです。私に縁のある方だけに、細々と読んで頂ければ、それで良いです。その為、本稿は初投稿であるにもかかわらず、「本当に読みたいと思う人だけに届いてくれれば、それが一番良い」という思いを込めて、「超絶ぼったくり価格」を設定させて頂くことに致しました。私を支援してやっても良い、と思われる方だけ、お買い求め下さいませ。

当記事に関する企業名、私自身を含めたすべての個人名は、決して特定しないで下さい。無断でまとめ記事を転載することは、一切禁止します。禁止事項が確認された場合は、禁止者に対し強く抗議し、即時に当該記事を削除するよう要求した上で、当note自体の公開も中止させて頂きます。

現在、私は米国で勤務しているのですが、米国出向中に会社へ退職を申し出た為、米国から日本への帰国費用が、全額自己負担となってしまいました。約150万円自腹を切る羽目になりました。
当記事を通じて頂いた収益は、「私が米国から日本へ帰国する際の引越費用」の補填として、活用させて頂きます。この記事は「帰国費用のクラウドファンディング」みたいなものです。皆様から温かいご支援を賜ります様、何卒よろしくお願い申し上げます。

以下、かなりの長文となります。最後までお付き合いいただきます様、何卒よろしくお願い致します。

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