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理解し、受け入れるまで(番外編②)


本心が現れる瞬間の出来事だった


5月28日 日曜日
娘の友達と親子で出かけた。

娘とTちゃんがイベントの工作をしている時間、私たち(親)は近くでお茶をしていた。

ちなみに、Tちゃんの母であるYさんにはゴジ太の引きこもりの状況を少し前から話している。
隠すより言った方が楽だと思ったし理解してくれる人だと感じたから。

私たち、お互いの娘は中学受験しない派。
Yさんは一人娘のわが子を中学受験をさせようか悩んでいたが
娘が受験には興味がないこと
勉強をしたくないこと
を尊重して受験をさせないことになったらしい。

子供のために高等教育を考えてみるのは良いことだけど
最終的には子供自身の問題。我が子がどうしたいのか。
これぞ、あるべき親の姿と感じた。

子供の意見を尊重せずに無視して受験をさせる親が世の中にどれほどいるんだろう、、、。

娘たちが2年生後半からYさんに中学受験について、いろいろ聞かれた時に私なりの経験や意見を語っていたのだが、もしかしたらそれがマイナスに?プラスに?なったのか、、、
そして娘たちが3年生の中頃には『あの子には無理だし私の体力気力的にも無理だろう』って言っていた。
元々、そんなに受験に対しては積極的ではなかったようだが
周りの空気と言うべきか、Yさんも周りの圧力を感じていたらしい。

そもそも、ここの地域でも中学受験率が毎年7割以上。
受験して当たり前の空気
は低学年から漂い、今年からは本格的になった。

話を戻すと私達、親同士でお茶をしていた時の話
学校の様子、主にクラスの話やお友達関係、そして保護者の話、、、

私は保護者との交流をあまりしないのだが、Yさんは顔が広く(娘Tちゃんが通っていた幼稚園がマンモス幼稚園、逆に私の娘の幼稚園は小規模で少し離れた場所だったため)聞きたくない情報まで耳に入ってくる様だ。

Yさんの話を聞いていると、モンスター級の保護者が
この学校に多く居ることに毎回驚く。
我が子を自分の都合よくコントロールする親
子供同士が幼稚園の時から親同士、仲が悪い
子供同士の喧嘩で親同士も言い争いになる
学校外での行動にも、大人として、保護者としての節操がなかったり

あーなるほど。だからあの時!!


今年度、初めての4年生保護者会でのこと
子供たちは親を見ています。子供たちが仲良くするためにも、親同士でも仲良くしましょう。』
って保護者会の締めくくりに伝えられた。
こんなこと言うなんて、前代未聞なんじゃないか?!
今までも何かが起きてて、これからも何かが起きそうな不安しかない。

きっと先生方もうんざりしてるんだろうな。

こんな状況の中で過熱していく中学受験戦争、、、

Yさん『プライドが高い親が結構いるし、今後大きなトラブルが無いといいけど、、、中学受験のために勉強している子供たちはかなりストレスがあるだろうから。親のせいで精神的におかしくなっちゃって将来引きこもりになんかになったらどうするつもりなんだろう?!』

引きこもり  ←現在の我が息子だよ

と、一瞬思ったけど
この会話の中で自然に出てもおかしくない言葉で
Yさんが言っていることは間違ってはいない。
つい、言ってしまうよね。

直後、私ははっきりは覚えてないけど『、、、実際にそうゆう子も多いからね』と言って話を続けたような気がする。
話すまで、間が若干あったかもしれないけど、もしかしたらYさんに気まずいって思わせてしまったかもしれないから、何かしらの話を自分から話とような、、、。
自分の精神を守るためにも。

気を遣わせてしまうかな、、、
私と話すと、禁句・NGワードみたいな言葉に思われて
私自身もそう思ってしまうのは正直な気持ちで。
ってことは、まだ受け入れてないってことなのかもしれない。

私はゴジ太の引きこもりを受け入れたつもりなのに
こうやって、思いがけない場面で今後もきっと本心が現れて
心が崩れる。
私はいつになったらこの状況を受け入れられるのだろう。




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