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関西人がゆく

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関西人(奈良県出身)の私が、そぞろに歩いた世間の細道。
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記事一覧

【関西人がゆく】 #10 埼玉・浦和 「埼玉地方裁判所食堂」

「いらっしゃいやせー!」  なにごと!?  埼玉地裁玄関。  そのロビーに大声がこだまする…

箱庭師の部屋
8か月前
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【関西人がゆく】 #9 京都・丸太町 「チャーミングチャーハン」

 たびたびメディアに取り上げられる、町中華王国「京都」を代表する中華店。  なんといって…

箱庭師の部屋
8か月前
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【関西人がゆく】 #8 滋賀・大津 「志乃崎」

「志乃崎」  私がヒラの時、滋賀支店の課長補佐に勧められたそば店である。  温かい蕎麦が美…

箱庭師の部屋
9か月前
43

【関西人がゆく】 #7 京都・丸太町 「竹邑庵太郎敦盛」

「ウェイト! ウェイト! ウェイト!」  そう大声で叫ぶ数人の外国人に、私の同僚は、羽交…

箱庭師の部屋
9か月前
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【関西人がゆく】 #6 市ヶ谷・牛込柳 「家庭料理はなむら」

 市ヶ谷、防衛省の北側にその店はある。  新人の頃、東京研修でずいぶんとお世話になった。 …

箱庭師の部屋
9か月前
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【関西人がゆく】 #5 大阪・天満橋 「ぼん繁」

「鉄板行く?」 「ほな、ぼん繁や!」  これは、当時、私たち同僚の間で交わされていた、定時…

箱庭師の部屋
9か月前
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【関西人がゆく】 #4 京都・丸太町 「十二段家」

 地元民にはお馴染み。  十二段家。お食事処である。 「平氏にあらずんば、人にあらず」  by平家一門。  京都市営地下鉄烏丸線、丸太町駅から徒歩数分、その店は聳え立つ。  *  *  *  平安末期、権勢を誇った平家は、その上から目線ゆえからか、最期には幼い安徳帝を抱いて、壇ノ浦の藻屑と消えた。  驕れるものは久しからず。  後世の人々は、彼らを儚んで平家物語を編んだ。いまだに涙なしには読めない名作である。  今の京都人が、平家のように驕り高ぶっているということで

【関西人がゆく】 #3 鳥取・境港 「水産物直売センターほか」

 日本海有数の漁港、境港に隣接する鮮魚の直売センター。  海鮮丼が名物とのことで三回ほど…

箱庭師の部屋
9か月前
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【関西人がゆく】 #2 国分寺 「塩の蔵」

 この店はもう無い。  私が東京勤務をしていた頃、ずいぶんお世話になった。  国分寺の中心…

箱庭師の部屋
9か月前
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【関西人がゆく】 #1 京都・三条木屋町 「長浜ラーメン」

 木屋町でへべれけに飲んだ後、最後の締めに寄っていた高瀬川沿いのラーメン店。  地元民に…

箱庭師の部屋
9か月前
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