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回顧録

空。

ここの所あんまり見あげなくなったかなぁ。

高校の時、本当にしんどくなった時。
家族のこと、将来のこと。
誰にも相談できなくて苦しくて、自分の無力さや小ささに、ただただ悲しくて、でもやっぱり何も出来ない。

今でも思い出すとちょっと苦しい記憶。
そんな頃、帰り道のにある大きな公園からは
遮るものもなく空がきれいに見えていて。
びっくりするくらい毎日の様に撮ってた。

青、白、青、白、白、白。
でもどの青も違う色に見えるし、どの白も違う色。

なぜかわからないけどその色の違いに夢中になった。
誰も知らない世界を私だけが知っている様な気持ちだった。

そんな訳ないけど。
でもたった1人で戦っていた気がしていた頃の私には
唯一の味方のようなものだったと思う。
最早存在とかじゃないけどね。笑

でも今もしも同じ状況に立ったら、
少しは上手に立ち回れるようになっただろうか。

色んなものを見て、人生の半分を占める位に思っていた大学も気付いたら卒業してて、社会人ってヤツにもなってみて。
世の中の見え方は変わった。でももしかしたら中身はあまり変わっていないのかもしれない。

ここまで思い出しといて言うのもなんだけど。
辛かった時期を思い出すのはあんまりいい気分になんないね。笑

ただね、辛くなった時とか疲れた時とか不意に思い出すこともあって、その時は過去の自分に向かって
「それでもここまで生きてこれたよ。」
って伝えてるんだ。


ヒトは社会の中で生きてる。
だから決して1人じゃない。
けど、1つの個体の中にある悲しさとか苦しさは
伝えたからと言って簡単に減るものではないと思う。
そういう意味では、誰だって1人で戦っている。

それでも、それがわかっているからこそ
その悲しさや苦しさを受け止められるような
お布団みたいな?
そんな人でありたいなって思うのですよ。

まだまだ心の容量が足りないし、
そもそも話すのとか聞くのとか下手なんだけど
いつかそうなれたらいいな。


今日もここまで読んでくれてありがとう。
ちゃんと休めてるのかな、無理してない?

こんな気が狂っちゃう位にまともな世界だけど
明日も一緒に生きていこうね。

じゃあ、また。おやすみなさい。

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