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満喫、シンガポール14

チャイナタウンが終わると、次はマリーナベイサンズのショッピングモールに行った。
ここでは3時間以上の時間を費やすという。フライトは夜なので、あまり早く空港に向かうわけにもいかないのだろう。

私たちはチャイナタウンで歩き過ぎたこともあり、疲れていた。それにもうこれまでに、さまざまなものを結構買っていたので、買い物もさすがにもういい。
仕方ないので、というのもちょっとおかしいが、カジノに行って時間を潰すことにした。妹はカジノに行ったことがないと言うので、社会勉強のために行ってみてもよいのではないかと思った。

水やソフトドリンクは無料でもらえるし、ゲームをやらなくとも椅子があるので、座って見ていることもできる。ルーレットの台に座って、他の人が賭ける様子をしばらく見ていたが、なかなか面白かった。
しかし妹はルールもいまいちわからないようで、賭けてみるかと尋ねても、賭けないと言う。せっかく来たのに何もしないで帰るのもつまらないと思い、私は5ドルで賭けられる台で、一度だけ試してみることにした。
その台ではしばらく黒ばかりが出ていたので、私も黒に賭けようと思ってコインを置くと、赤か黒かにだけ賭けるには、最低25ドル必要だと言われる。結局私もよくルールを理解していないのだ。
仕方ないので一つのブロックにコインを置き直して結果を待つも、そんなおざなりな態度で勝つはずもなく、私のささやかすぎる挑戦はそこで終わった。ちなみに黒が出たので、もし黒に25ドル掛けていたら、勝っていた。

カジノを出てもまだ時間は2時間近く残っているが、まだ疲れが取れず、巨大なショッピングモールを隅から隅まで歩き回ってみる気持ちにはなれない。ちらちらっといくつかの店を覗いただけであきらめて、向かいのマリーナベイサンズに移動して、ホテルのロビーでしばらくWiFiでも使って時間を潰すことにする。それほどまでに私はくたびれていた。

ホテルのロビーで30分強潰したら、今度はマリーナベイサンズショッピングモールに戻り、お茶して残りの時間を潰すことにする。TWGに行くか、系列店のバッチャコーヒーという、日本未上陸の店に行くか検討し、TWGのほうが落ち着けそうだと言うことで、TWGのティーサロンに入った。実は前回来た時も、私はここのTWGで、お茶を飲んでいる。

紅茶は美味しかった


栗のケーキを頼んだ


クラシック音楽が割に大きめならボリュームでかかる優雅な雰囲気の中、ティーポット入りのお茶とケーキを楽しむことができ、妹はもっと長い時間、ここで過ごしてもよかったと言って喜んでいる。確かに長居している人が多そうなので、1時間以上を費やしても許されたのかもしれない。

そうこうしているうちに、ようやく集合時刻の午後6時になり、例によってみんな5分前には集合し終えて、空港に向かった。

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