オオグソクムシになりたい

昨日の夜Twitterでこんなニュースを見ました


なんでも【餌を5年食べなくても生きていたオオグソクムシ】に興味を持ち、調べてみたところ、これはオオグソクムシが餌の少ない深海で生きるための戦略らしいです
食べなくてもそんなに生きてられるなんて羨ましいです

が、食べる時は最大で体重の45%も餌を食べれるとも書いてました
「食べれるときにたくさん食べておこう」ということでしょうか?分かりやすい戦略です
私に置き換えると、1回の食事で30キロ以上食べることになるので、とんでもない大食らいですね
そんな大食いっぷりがWikipediaにも書かれてました

本種は雑食性で、水中の有機物なら何でも食べ、魚の死体や弱った小動物、ヒトデなどを食べる。見た目がグロテスクで非常に貪欲で、網にかかった魚を食い荒らすことがあるので、漁師からは嫌われているものの、海中生物の死体を掃除してくれる役割も強く、他の動物達の餌にもなっているという側面もある

引用:Wikipedia

漁師に嫌われてるって、よっぽどバンバン食べてるんでしょうね
(どうでもいいですが写真で見ると意外と可愛いですね)



オオグソクムシは【海の環境を守るため死骸を食べて他の動物に食べられる】という重要な役割があるそうです
しかし【見た目はグロい】【貪欲で魚を食い荒らす】【身を守るために口から悪臭も出す】とWikipediaには書いてますから、人間の視点から見ると色々と嫌われやすい(?)生き物のようです
おまけに、本当は餌を5年食べなくても生きてられるという事実を知ったら、漁師さんはますます嫌いそうです

…というか、嫌われる要素多くないですか?普通に可哀想になってきました
【生きていくための戦略を持ち、海の環境サイクルのために存在している】ただそれだけなのに、人間の価値観では嫌われるなんてあんまりじゃないですか?
まぁ人間にいくら嫌われてても、海に嫌われてないならオオグソクムシ的には特に問題ないんでしょうけど

そう思うと良い生き物ですねオオグソクムシ
オオグソクムシには失礼な話ですが【引きこもりが目指したい生き物TOP3】に入れても良いかもしれないです
(ちなみに他の二匹はナマケモノと、もう一匹は空席です)

私には重要な役割とか出来なさそうなのでオオグソクムシはハードル高いですが、そういう人間になれたらいいなと思いました

ではまた


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