にんげんになりたい。

私はにんげんになりたいです。ここで言うにんげんとは、普通の人間、つまり平均的な能力を持ち、部屋が汚くならないかつ、ものを頻繁に無くさず、すぐに物事を忘れず、スケジュール管理もでき、人の顔と名前が一致できるetc.というような人のことを指しています。私にとってはだいぶ超人に思えますが、これが普通みたいです。周りは超人だらけだったんですね。

じゃあ私はにんげんではないのか、という問題が発生しますが、たぶん私はにんげんではあるのだろうけれどもそれが不完全なのです。楕円がまるであると主張するように、私はにんげんとして欠けているところがありつつも、あくまでもにんげんであると主張したい。

これは、そんな不完全なにんげんな私がにんげんになりたいと願い、改善しようとした備忘録です。ここまで読んだひとたちの中で、にんげんの方はお帰りください。たぶん、え?そんなこと?と思われるので、ここから先はたいして面白くないと思います。そしてこれはあくまでも私の備忘録ですので、読んで楽しくなくてもクレームをつけないでください。

部屋が汚くならない(キレイに維持できる)

ものの数を減らす、例えば1年以上手に取っていないものは捨てるなどするとスペースに空きができます。1年以上手に取っていないものを捨ててもスペースが空かない場合はあきらめてどこかにぎゅうぎゅう詰めにしましょうね。ここで大事なのはぎゅうぎゅう詰めにした場所を覚えておくことです。まぁでもどうせすぐに忘れるので、1年以上手に取っていないものの仲間入りを来年果たすでしょう。

物を頻繁に無くさない

物を頻繁に無くすので、もう本当に大事なもの以外は無くしてもいいやのスタンスになりました。本当に大事なもの、例えば家の鍵や自転車の鍵、定期券に学生証、お財布。その他にも色々あると思いますが、私が無くしてはいけないと認識しているのはこれくらいでしょうか。なんとこの私が、これらの本当に大事なものを2年弱も無くしていないのです。今まで生きてきた中での最高記録かもしれません。これは、ものの居場所を決め、絶対にその場所へ戻すというルールを作ってから2年弱経ったということです。ものの居場所を決めるだけではだめです。絶対にその場所に戻すという習慣づけが必要です。ものの居場所を決めただけでは、あれ、ここが君の場所って決めたはずなのにいないじゃん!!となって家をひっくり返す大捜索が始まってしまいますよ(体験談)。
例えば自転車の鍵は玄関にある棚の上のティッシュの箱を切って作った小さな箱に入れています。帰ってきたらすぐにその場所に戻します。他にも、家の鍵や定期券はさめくんのポーチに入れていて、カバンを変える場合にはさめくんのポーチごと移動させるという方法を取っています。家の鍵単体で無くして捜索するよりも、さめくんのポーチを捜索したほうが大きいので成功率が高いです。また、このさめくんのポーチにはぐるぐるのリールのようなものを取り付けていて、カバンの中でも行方不明にならないし、外で落としてくる心配はありません。また使ったらさめくんのポーチに戻すという習慣づけが成功しているので、どこ行った?と思っても大体はさめくんのポーチにいます。
とりあえず、とても大事なものたちの居場所を決めて、そこから取り出したり使ったりしたらもとの居場所に戻すという習慣づけをしましょう。ずーっと続けていたら無意識にもとの居場所に戻せるようになります。

すぐに物事を忘れない・スケジュール管理ができる

だいぶ前にラインに彼を友達登録しました。「リマインくん」です。彼はものすごく有能で、例えば「教授にメールすること」と送ると「何時に言えばいい?」と聞いてきて、「今日の15時」などと送るとその日の15時に「『教授にメールすること』の時間だよ!」とメッセージを送ってくれるんです。物事をすぐに忘れてしまう私よりも優秀ですね。彼は天才かもしれません。
大事な予定や大事なことは彼に突っ込んでおくということができるのであればだいぶ楽になるかと思われます。私は時々彼に予定を教えるのを忘れて予定をすっぽかしたりします。これからは気を付けようね。

人の名前と顔の一致

無理!!!!!
カバンを変えても同じ目印になるようなキーホルダーとか付けてください。

まとめ

にんげんになるまでの道のりは遠く厳しいものですね。完璧なにんげんはいないと思うので、完璧ではなくとも日常生活に支障が出ないように成長していきたいです。

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