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10年間推しがいなかった私が、たった3か月でF1推しになったプロセスを分析してみた!

はじめに

皆さんこんにちは、まどです。
Synamonでは社長室というところにいまして、事業のリサーチや企画実行を含めたなんでも屋さんをやっています。

Synamonでは企業におけるファンマーケティングソリューションとしてメタバースプラットフォームSYNMNを提供しています。
https://synmn.biz/
Synamonに入社してからというもの、より一層「ファンマーケティング」、「推し活」という言葉を意識するようになりました。
振り返ってみると、自分自身には明確な「推し」や「推し活」という存在がありませんでした。好きなアーティストはいるものの、推し活といえるほど誰かにコミットしたことはありません。

そんな私でしたが、実は今ではF1(Fomura 1)の大ファンでして、毎週欠かさず夜更かししてレースを見ています。

そこで今回は、なぜ「推し活」から縁遠かった私が、推し(=F1)にハマったのかを考えていきたいと思います。
「推し」ってよくわからない。ファンってどう作ればいいの?
そういった方に向けた一つの参考事例になればと思います。

「推し活」を理解したければ一人のファンを理解しよう

推し活というとアイドルやアニメコンテンツに対して行われるものというイメージがあります。確かにエンタメとの親和性は非常に高いのですが、それだけではありません。
サービスやプロダクトの背景に共感して長年利用しているものや、応援したい!という気持ちで買ったものなど。あなたがいつの間にかファンになっていたら、それらはすでに立派な推し活です。

推す気持ちはよくわかるけど、自分のこと(サービスやプロダクト)になるとどうしたら推してもらえるのかよくわからない、という話をよく耳にします。
そんな時に必要なのが、いちファンの目線です。
一人の熱狂的なファンを理解しそこに届けようとすることで、メッセージがより明確化され、世界観がより鮮明になります。企業目線ではない、ファンの立場に立ったメッセージを発信することで、それに共感した人があつまり、ファンが増えていきます。

そしてファンを増やしていきたいのであればファン化までのプロセスを解像度高く理解することも必要です。

たった3か月でF1推しになった話

きっかけ

きっかけは、ある日何気なくつけていたネットフリックスでした。
自動再生で流れてきた「Formula 1: Drive to Survive」というドキュメンタリー番組。
最初こそ特に興味もなくぼーっと眺めていたのですが、その映像の迫力と、Drive to Surviveというアツいタイトルに惹かれて気が付いたら第1話を再生していました。(笑)

この時、Drive to Surviveという明確で強い作品テーマが、「人の挑戦」に対してわくわくする私の興味関心に刺さったのだと考えます。
仮に、「Formula 1」というタイトルだったら私が第一話を再生することはなかったかもしれません。
Watch Formula 1: Drive to Survive | Netflix Official Site

興味

その後、1話だけ見るつもりが、気が付けば6話目まで進んでいました。(ネットフリックスあるある)
話が進むにつれて、レースのことだけではなく、キーマン、チーム、パワーバランスが分かるようになってきました。
全体像が分かると、今度はそれぞれのチームの構成や特徴、ドライバーのキャラクターに興味が出てきました。
さらには、チームの経営状況、ドライバーの意向、エンジニアの努力、思わず笑ってしまうような人的ミスなどなど、レースだけではない面白さをどんどん知っていきました。(この頃にはシーズン1を見終わっている、、、)

この時、表面的な情報だけではなく、その背景や周辺の情報を知ることでより自身の興味を深めていき、様々なギャップによってより一層その世界に魅せられていたのだと思います。

行動

ストーリーや背景を知るのが好きな私は、SNSでチームやドライバーのアカウントをフォローしたり、海外のF1公式サイトでニュースを漁ったり、、「もっと知りたい!」という欲求に任せて自発的に行動していきました。

SNSやニュースを追っていくとリアルタイムの情報に触れるので、最終的にはレースを見たい!と思うまでになり、その週末からレースを見始めました。
元々車に興味がなかったので、レースを楽しめるかな?という一抹の不安はありましたが、そんなものは全くの杞憂でした。
カート、ドライバー、チーム、オーナー、エンジニア、、、事前の情報がリアルタイムでストーリーとなってつながっていく感覚。いざ見始めると時間を忘れるほどに没頭していました。

この時、興味から行動が誘発され、その行動によってより一層の興味が生まれるサイクルに入っていきました。もう沼の一歩手前です。

それからというもの、レースだけではなく、金曜日~日曜日の週末全てを使って、練習→予選→レースをリアルタイムで見るようになりました。
その中で推しチームや推しドライバーも見つけることができました。

時間がたつにつれ、知りたいから応援したい、推しの成功を願う気持ちに変わっていきました。
この時、知れば知るほどにコンテンツの面白さが増していき、これが「沼」か、、、と気が付きました。

さらに単なる興味だったものが、「応援したい!」という感情に昇華され、推しになっていきました。(推しは見つけるものではなく、気づいたらそこにいるものなのかもしれない)

こうなると時すでに遅し、簡単には抜け出せません(笑)

※ちなみに私の推しです↓
https://www.instagram.com/georgerussell63

まとめ

私がF1にドハマりした過程を紐解いていきましたが、いかがでしたでしょうか。
人がファン化していく過程というのには共通項があると思うので、皆さんの経験や知識と照らし合わせてみていただけると面白いかもしれません!

皆さんが沼った経験もぜひ教えてください!

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