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バイケミ農法

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2024年1月の記事一覧

細菌、糸状菌、放線菌、担子菌が同時に分解

細菌、糸状菌、放線菌、担子菌が同時に分解

植繊機により解繊された竹繊維を拡大すると、維管束を構成する柔細胞、導管部、篩管部の破砕部が識別できる。さらに、これらの解繊物を3日間大気中に置くと各部とも微生物と思しき物が認められる。微生物の種類は特定できないが、まゆ状の形からして乳酸菌に似ている。

これが竹生肥料を地表面に散布したときに起こる状態である。

植繊機で加圧、混練、昇温、共磨、爆砕

植繊機で加圧、混練、昇温、共磨、爆砕

植繊機に投入された木質有機物は、一軸可変リードスクリューを通り、ここで加圧、混練、昇圧されて温度が上がる。
この時の内部圧力は約10気圧、温度は約75~80度に上がり、リグニンが軟化する。
スクリュー先端部は共磨機構があり、強固なリグニン包埋構造組織が磨り潰され、破壊される。
高圧、高温下で一部分融着状態になったものが、シャーナイフ回転効果で減圧するタイミングに合わせて先端のトッププレートの小孔か

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