disorder

私は昔から先生に怒られることが多い子供だった。勉強は人並みにできていた(多分)けど、スポーツや習字などの芸術方面には才能がてんでなかった。だからスポーツの先生にもあまり好かれなかった。

私は基本ボーっとしている感じの子供だったと思う。勉強に関しては小学生にしてはまあまあできる方だったと記憶はしているけど。
小学2年生まではそんな感じだった。

変わってしまったのは小学3年生の時。
クラスが変わって、先生もあまり好きではない先生に当たった。そんな時にさらに塾にも通い出した。ストレスが重なって私は気づけば病気になっていた。精神疾患というものになっていた。

精神疾患に罹ってからというもの、
私はまるで魂を吸い取られたという感覚だった。というのも私は空っぽになってしまったのだ。今まで存在していた自分が消えた。

そんな意識があった。

私はここで仮説を立ててみようとおもう。

・精神疾患が突然発症した理由は?

・私はなぜこんな人生を歩むことになったのか?

この謎に迫るべく私は仮説を立てて検証(頭の中で)してみようと思う。

まず病気になる前と後の違いについて考えてみよう。
病気になる前までは、
①鈍感②気にしない性格
③勉強は平均的にできていた

病気になってからは、
①世界が灰色に見える
②敏感、HSP気質
③学校の勉強はできるが、塾の勉強はできない。

病気になる前と後で3つの特徴を挙げた。ここで気になるのは、"鈍感"と"敏感"という全く違う性格に変化したことだ。精神疾患に罹ると元々の性格まで変化する。

私は精神疾患になる前勉強はできていた。しかし精神疾患に罹ると勉強すらできなくなるから驚きだ。

私は精神疾患さえなければもっと勉強はできていたはずだった。しかし、ストレスが重なり病気を発症してしまったことで学校に通えなくなり、勉強もできなくなってしまった。不幸だったのだ。私は。

でもそんな私だが、今でも勉強は好きだし、生涯勉強するつもりでいる。再来年には大学受験も待ち構えていているので、勉強している。

私は精神疾患があっても勉強できるということを証明したいのだ。

精神疾患があるのに勉強していることはすごいと思う。

だから私は頑張り続けよう。

いつか死ぬその日まで。



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