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義理の両親に麻雀を教えてきた

義理の両親(共に80歳)は、車で30分ほどの距離にすんでいる。
3年前、脳梗塞を患った父。
腰椎ヘルニアで今年手術をした母。
2人とも元来活発でテニスと卓球を趣味にしてきたので、体が思うようにならないことに塞ぎがちだった。

自発的に動かない高齢者に、少しばかり刺激を与えなければと考えていたら、帰省した次男がよいモノを持ってきてくれた。

麻雀セットだ。

現代の大学生も麻雀やるんだなあ
「賭けごとするんじゃないよ」
とは、一応言っておいた。

じいちゃんばあちゃんのために、それなりの荷物を抱えてきた次男に胸が熱くなった(
中1から浪人時代まで散々泣かされた次男である)。

旦那さん、長男、次男と父でテーブルを囲んだ。
わたしと言えば、昔々1度だけ遠い親戚のおじちゃんに習ったくらいだったが、父のサポート役として加わり、なんと全勝したから面白い。
これが世に言うビギナーズラックか。

父が喜んだのは言うまでもなく、麻雀セットはそのまま置いて行くことにして、長男がテレビゲームを後日送ることになった。

小さな家族のお正月
来年もこのまま、こんな風に迎えられたら満足だ。

正月休みも今日で終わる。
明日からいつもの日常がはじまる。



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