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学習者の日本語をどう直すか

日本語教師をしていると、悩むタイミングがあります。

それは、学習者の日本語をいつ直すか?
そして、どこまで直すか?

これに、正解があったら教えてくださーい!

学習者の日本語が間違っていたら、訂正するのが私たち日本語教師の役目です!

絶対に訂正を入れるべきなのですが・・・

そのタイミングと量は、調整が必要ですね。

学習者が求めるレッスンスタイルやレベル、目標によっても変わってきます。

そのため、臨機応変に対応する必要があります。

日本語教師は、レッスンの中で瞬時に判断し、的確な訂正を行うことを求められますね。

ポイントを抑えるとより効果的ではないでしょうか。

ポイントは大きく二つ!(二つだけ!!!?)

① 文法的に正しいか正しくないか。
②日本語的に自然か自然でないか。

この二つを抑えることで、訂正がしやすくなります。

文法的に正しくても、不自然な文章もあります。
つまりそれは、日本語的ではなく、日本人があまり使わない表現方法。
でも、文法は正しい!
だから、完全に不正解でもない。
例:あなたは元気ですか?

文法的には間違っているけれど、日本人がよく使う表現。
会話表現は文法的ではないことが、多々あります。
でも、自然!
だから、完全に不正解でもない。
例:全然大丈夫です。

文法的に正しい ≠ 自然な表現
どんな語学にも必ず起こりうる問題ではないでしょうか。
正しいけど正しくない…
正しくないけど正しい…
日本語って面白いですね。

日本語教授法研究会

誤用訂正の仕方も、タイミングも、量も色々ですよね。他の日本語教師の皆さんがどんな方法をとっているのか聞くだけでも、バリエーションが増えますよ!

https://shamrocklanguage.com/free/teacher-training
Asao Language School では、月に一回オンラインで日本語教授法研究会を開催しています。
日本語を教えることの楽しさや難しさをみなさんで共有し、一緒に成長できる会にしたいと日々奮闘しております。
日本語教授法研究会は、所属先や資格・経験の有無を問わず、どなたでもご参加頂けます。
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