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現代詩『蜜蜂』

きみはつゆ知らない、わたしの内在、

ほんとうはわたし、蜜蜂で

命と引き換えに針残すこと。

見る度、聞く度、想う度、

思い出させる毒を付与する、二十一時と十分。

憂鬱だねって笑っていたいよ

自立できなくて、善意が点滅しても、

記憶が完結できなくても。



※先月作った短歌(まだnoteには載せていません)をDoor題に投稿する際に使ってみました。
短歌も現代詩もうまい人いっぱいいるんですけど、わたしはわたしの感性でしか書けないし、技術が大事なことも分かるけれども結局のところ書きたいようにしか書けません。
もっと自分の毒性を自覚して、尖りきっていきたいです。昇華型で破滅型の創作はしんどいですが、私にはそれが一番合っている気がするので、これからも自分を幸せになんかしてやりません。

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