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気分変調症、休職と復職の話

気分変調症になり休職していたときのこと、復職してからのことなどを綴れたらと思います。

※今うつなどを患っている方、しんどい方が
『医師や周りは大丈夫っていうけど大丈夫な気がしない』と感じるのは、とてもよく理解できます。

私の場合、運良くうまく治っていってるだけで、
実際はきっとこんなにうまく事は運ばないと思います。




社会人になり約1年後、職場までの道のりで泣けてくるようになった。
泣けてくるようになる前から、心療内科に行かなければ、でも行けない、を繰り返し、泣けてくるようになってから心療内科に行く決心をする。
知り合いに状況を話したとき、「自分が適応障害になったときと似ている」と言っていて、これは心療内科案件だな、と思えたのもひとつの理由。

心療内科では中学高校の頃まで遡り、中学高校のときから死にたいと思っていて、もうそのときには心が疲れてしまってたのでは、とのこと。

『気分変調症』と診断
休職したいなら書類出せるからね、と言ってもらえた。

次回の診察のときに休職したいです、と伝え診断書をもらう。
上司に話があるので時間をくださいと事前に伝え、診断書を渡して社長とその奥さんに渡します、と。
すぐに休むということではなく、2月末まで仕事をしてから、3月から1ヶ月休むことに。

最初の半月はひたすら寝ていた。
寝過ぎて体の調子がおかしくなり、気を失いそうになるほど。
気を失いそうになってもう睡眠は充分なんだなと思えて、次は部屋にこもってゲームしたり動画見たりしていた。

ただ1ヶ月では足りずまだ休みたいと思い、医師からあと2ヶ月ゆっくり休んだ方がいいね、と。

上司にLINEでまだ休みたいと伝えると電話で怒られた。
『1ヶ月って言ったのに(まだ休むの?)
LINE報告ではなく喋れるんだから電話報告が良かった
休みたいのか仕事したいのか自分の意思でちゃんと言って
社長の奥さんにも電話で伝えておくんだよ』
確かそういう旨だった。

上司に診断書を渡したときに、
数ヶ月でいきなり元気ですってなるわけじゃないもんね、仕事やれるようだったらやっていいし、休みたかったら休んでいいからねという旨を言ってもらってて安心したのに。
(前言ったことと今言ってることが違う、ということがある人)

社長の奥さんに書類を郵送して、2ヶ月追加で休めることになった。

社長と奥さんが話したいと言って喫茶店で話した。
会社の規定で6月に復帰できなかったら自然退職、上司は5月末までは雇わず頑張るって言ってるから、ゆっくり休んで復帰を待ってるね、とのこと。

その後もただゲームに動画、
気分転換にお出かけやカフェへ、
運動不足解消のためにリングフィットをやったり(ただ運動が嫌いなため長続きしなかった)。

社長から、病院に行ったらその都度上司に連絡して欲しいとのことだったが、その連絡が毎度しんどかった。
何を言われるかわからなくて怖かった。
ただ、
『元気ですか?
体調はどうですか?
承知しました、ゆっくり休んで』
という旨ばかりだったから杞憂ではあったが。

病気治すために何かやった?ともし聞かれたとき、「ない」と答えるのが嫌で、カウンセリングに行った。
話すことを考えてマイナス思考に堕ちていったので、多分カウンセリングは合わないんだろうな、と悟った。

マイナスから這い上がって、ネガティブなことをあまり出さないようにしてる人がいるのだけれど、その行為が今になってよくわかった。
カウンセリングで、マイナスなこと思い出すとつられて堕ちていくのを実感したので。
そういうのはあまり思いださずに楽しいことしてた方がずっといいってわかった。

カウンセリングする前は、マイナス思考が私のアイデンティティで離せなかった。理由もないけど手放したらいけないと思っていた。
なぜその人は自分のアイデンティティをあえて手放すんだろう、と思っていた。

仕事のことは一旦忘れられたけど、お金は減る一方だし会社に対して申し訳ない気持ちが残ったまま休んでいた。
いっそのこと、会社を辞めて気が済むまで休んでから、別のところに就職かアルバイトするのがいいんじゃないかと思っていた。

復帰する半月前くらいまでには、来月出られるかどうか伝えるつもりで、それまでに自殺すれば私はもう苦労せずに済む、って思っていた。
包丁を取り出して刺そうとするのを2〜3回やったけど、どうしてもできなかった。
休職で会社にはあまり迷惑かからない時期で(休職前で急に仕事に来れなくなるとかよりマシだろうと思った)、自殺するいい機会なのに、どうしても自分の手で殺められなかった。

踏みとどまれたのは、死んでも金がかかるっていうのと、
母が以前から京都旅行に行きたいと言っていて、今ここで私が死んだら京都旅行どころじゃなくなるんだろうな、私のせいで母の楽しみを削るというのはいけないなと思ったから。

休職してすぐに死ぬこともできたけど、3月下旬に知り合いと会える機会があって、とりあえずそこまでは生きようと思えたから、
今となっては、その機会があってよかったと思う。

社長や奥さんに、会社に入ってから心壊したわけじゃないんです、仕事内容や人間関係じゃないんです、とは伝えたけど、
本音を言えば、上記の電話の件もあって、上司が少し厳しくて怖かった。
でも親にも心療内科の先生にもそのことを言えず、
上司は仕事もできるし、注意することも正論で、別に悪い人じゃないから、私がどうにか我慢しなきゃ(もしくは自殺するか)と思っていた。

とある日、医師から困ってることはない?と聞かれたときに、上司がすこし厳しくて…と話した。
医師は、
「上司は上司、私は私だよ。
店長は仕事できてすごいね素晴らしいね、私はぼちぼちとやるわ、みたいに開き直ったら大丈夫な気がする」と言っていた。
「ちゃんとしなきゃと緊張するタイプなので、リラックスするのと開き直りでいけるかも」とも。

その言葉に少し心が軽くなって、ある程度開き直れるようになった。
今までは開き直ってはいたけれども、罪悪感があった。

前々から、仕事するために生きてるわけじゃない、仕事よりもプライベートの方が大切って思ってたから、
そんなに仕事重視じゃなくてもいいよね、
上司が頑張りたいんならその人が頑張ればいいよね、
生活に困らず趣味嗜好にお金が使える程度に仕事すればいいや、って思えるようになって、
それで復職しますと上司に伝えた。



上司や一緒に働いている方は、特に私のことを深掘りしてこなくて安心した。
スッと馴染んだし、仕事もなんとなく覚えているようでさくさくとこなせた。

客観的にはそんなに変わらないだろうし、主観で微々たるものだけれど、動きが以前よりテキパキしてる気がする。

上司は以前よりも感情的に怒らなくなったような気がする(もしかしたら上司はそのままで、私の捉え方が変わったのかもしれない)。

上司に何か注意されても、
あっそうなんですねごめんなさ〜いとか、
そういう方向性に仕事したいなら全部上司がやればいいのに〜とか、
心の中でかるーくそう思えるようになった。

買い物(服、雑貨など)ができるようになった。
前までは、どうせ近いうち死ぬつもりだし、と思ったら手が出せなくなっていた。

カフェにもたくさん行くようになった。
母と、次の休みはどこかカフェに行こうね、ここのカフェ良さそうだからいつか行こうね、とゆるい約束をすることで、生き延びさせようとしてる面もあるのかもしれない。

もちろん京都旅行に行く予定なので、とりあえずそこまで生きるつもり。

最近紅茶を嗜めることが判明して、前々から行きたかったアフタヌーンティーを予約した。
母の日に何もできなかったので、それも兼ねて。

X(旧Twitter)に何気ないことをたくさんつぶやくようになった。
インスタに、カフェと花の記録を急にしたくなって投稿した。今後もする予定。

3月下旬に会った知り合いが、7月にこちらに来るいうので、その日まで生きる理由になってる。


死にたい気持ちはたぶん持っているんだろうけれど、自分で自分を殺められないんだし、まぁそれなら仕方ない、
生活に困らず趣味嗜好にお金が使える程度に仕事して、自分の好きなことして生きるかー、という思考になってます。


***

赤裸々に書きました(笑
長文でしたが、お読みいただきありがとうございました🙇


『50の質問』枠、今回からは、
『自己分析系統の100の質問』でもやってみようかなと思います。
こちらからお借りしています。



1.人生で絶対に必要な3つのものは何ですか?

母(考え方や言動が似ていて良き理解者、友人も兼ねていて親も兼ねてる)

趣味・嗜好品(自分の周りが自分の好きなもので囲まれてたい、例えば良い香りのハンドクリームとか、つばめモチーフのカップとか)

花(たぶんこれがなければとっくに死んでただろうなーと思う)


2.尊敬している人は誰で、どんなところが尊敬できますか?

高校のとある同級生

穏やかで、感情とかをあまり溜めずに吐き出せて、調和していて、色々な面でバランスが良くて…、って感じの人


3.どんな生き方に強い憧れを抱きますか?

自分で仕事もプライベートも管理できる生き方


4.何をしているときに深い幸せを感じますか?

カフェで美味しいものを食べているとき


5.生活の中でもっとも時間を遣いたいことは何ですか?

睡眠時間


6.心を強く打たれ、ずっと記憶に残っている言葉は何ですか?

パッと思い浮かばないのでパス

7.人生で大きな決断をするとき、大切にしたい判断基準は何ですか?

母や誰かに相談
とりあえず石橋を叩きまくる

8.あなたの心にもっとも大きな変化を与えた出来事は何ですか?

HSPを知ったこと
気分変調症になったこと


9.自分の子どもをどんな教育方針で育てたいですか?

そんなことより子どもを産みたくない
こんな世界で生きて欲しくない
自分と似たような思いをして欲しくない
たぶん親になったら、子どものレールを敷きそう
それか毒親か、育児放棄か
マタニティーブルーにもなりそう

強いて言えば、好きなことすればいいよ〜、かな?


10.自分の大切な人たちにどんな人間だと思われたいですか?

自分の好きなことや直感を大切にしている人、かな?


***

では、また、どこかで。

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