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エッセイ:アニメ版チェンソーマン騒動について思うこと。

 メールボックスに「『チェンソーマン』を新たな監督で作り直してください#チェンソーマン再アニメ化」という内容が届いた時は驚きました。

 以前からChange.orgというサイトに登録していまして。動物虐待防止とか、環境保護活動だったりと様々な社会問題に対してオンラインで著名出来る……という代物。
 僕みたいなオタクでも社会参加してるような気分になれるので適当にやってたけど。アニメ化されたものが気に食わないから作り直せというのはビックリ。

 確かに、原作のようなブットんでてイカれたテンションというより、全体的に控えめかつ堅実な演出となっていて、ファンとしては物足りなかったというのはあるでしょう。

 正直に答えると、僕もあんまり楽しめなかったし、期待はずれというのが本音だった。実写路線感が返って逆効果だったと思う。それこそ、『フリクリ』みたいにぬるぬる動き回るのを期待してたから……。

 しかし、それでも、今回の騒動はかなり驚いていたのです。作画もかなり綺麗な方だし、ここまでのクオリティで罵倒されるというのも、中々に珍しい。

 少なくとも、ちょっと前から叩かれてた『惑星のさみだれ』と比べると天と地ほどの差はあるでしょう。

 毎回変わるEDなど、良曲多いし映像も凝ってるしで、なんやかんやで楽しみにしてたのですね。

 こうして見ると、今のオタクってかなり要求が高くなっているんだろうなぁと思った。

 年々作画のレベルが上がっていくから、毎回それを上回らないといけないわけでもあるので、クリエイターの人も大変だろうなと感じていた。

 人気ある原作だったから、期待値が大き過ぎたというのもあるんだけど、やっぱり叩かれてしまうのは不憫な気もする。

 僕的には楽しめたから、ネットの評判は気にせずのんびりとアニメ版チェンソーマンを見ていこうと思いました。

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