青柳寧子

ライター・蕎麦屋女将。 ライター時代は医療・介護分野の取材、書籍紹介、演劇台本(戯曲)…

青柳寧子

ライター・蕎麦屋女将。 ライター時代は医療・介護分野の取材、書籍紹介、演劇台本(戯曲)などを手掛ける。夫が2015年に蕎麦屋を開店したのにともない、突然女将に。現在は物書きと女将を兼業中。ブログ「蕎麦屋の女将さんの秘密の倉庫」も更新中。

マガジン

  • お客様インタビュー 第2集

    私が女将をつとめる「そば・料理 ありまさ」のお客様をインタビューさせて頂きました。

  • 一品一合ものがたり ~お酒編

    私が女将をつとめる東京は緑が丘の蕎麦屋「ありまさ」のお酒をご紹介します。日本酒の、焼酎の…それぞれの「ものがたり」を愉しんで頂けましたら幸いです。

  • 50 seconds older

    読むのに1分もかからない、日々の泡、つぶやきを集めました。読んだ本、観た映画、ふと思ったこと、雑談etc。何かのヒントになるかもしれないし、ならないかもしれないし、つぶやきからつぶやきが生まれるかもしれないし…

  • 未分類、雑種、今のところ名付けえぬ大切なもの…

    どこに分類したらいいのか(今のところ)分からないけれど、どこかに紛れてしまうと困るものたち…

  • 一品一合ものがたり ~お蕎麦編

    私が女将をつとめる東京は緑が丘の蕎麦屋「ありまさ」のお蕎麦をご紹介します。一品一品の「ものがたり」を愉しんで頂けましたら幸いです。

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はじめまして…

はじめまして、ライターで蕎麦屋の女将の青柳寧子(あおやぎ やすこ)と申します。 東京は緑が丘にある「そば・料理 ありまさ」で女将をしつつ、執筆活動をしています。 ふつ…

青柳寧子
1年前
221

映画「ルックバック」に感動して周囲にお勧めしまくっていますが、「観たよ!」という人達が一様に平常心を失っているのが面白いです(笑)。
「共感しすぎて立ち上がれなかった」
「泣きながら手あたり次第グッズを買った」
「入場者特典を神棚に飾った」
大人げない(笑)でも気持ちは分かるよ。

青柳寧子
8時間前
6

最近忙しすぎて英語の勉強が全然出来ない(´;ω;`)ウゥゥ…
と思っていたのですが、ひょんなことから自分のレモニー・スニケット愛を再確認し
「そうそう彼をインタビューしたかったんだった!」
と動機を思い出しました。初心、大事。
私は読むのは得意なんですが、喋るのがね…頑張ります。

青柳寧子
1日前
12

前回観たのは10年以上前でしょうか?
今敏作品は、めくるめく映像美にうっとりさせつつつつも「凡庸で退屈な現実をどう生きるか」のヒントが詰まっていて、同時に「闇落ちのない人生なんて! 闇(病み)最高!」という懐の深さが魅力です。日本のアングラ演劇の影響(唐十郎とか)も感じました。

青柳寧子
2日前
12

昨日のダッシュボードを見たら…
累計10万ビューを越えていました!
本当にありがとうございます!!
コメントやスキのにも感激しています(´;ω;`)ウゥゥ

私の記事はつぶやきを除いては割と長いので、読者様の人生の貴重な時間をムダにしないよう、今後も頑張っていこうと思います。

青柳寧子
3日前
15

絶対劇場でと決めていた「ルックバック」を昨夜観てきました。
私は冒頭から涙ぐんでいたのですが、これって更年期のせい?
何かを創っている人がたまさかに見る天国、そしてほぼ日常的に続く地獄。魅入られた人達のリアルに共感とため息が…。
私の部屋にドアノブはないけど、買いました⇩(笑)

青柳寧子
4日前
12

お客様インタビュー(カフェで雑談風)・石井亜矢子さん(モデル・ボタニカル蒸留家) その4 最終回

石井さんのインタビューも4回目、今回がいよいよ最終回です。 1~3回目はこちら⇩ やすこ ワークショップは経堂のあきカフェさんだけ? あやこ 月2回あきカフェでやって…

青柳寧子
4日前
23

一品一合ものがたり・【時々入荷】寒菊

ありまさのホームページでは、レギュラー以外の「本日の日本酒」を掲載しているのですが、ここに寒菊が載ると「待っていました!」とばかりにご来店下さるお客様がおいでで…

青柳寧子
5日前
11

出不精旅日記・2024.5 台湾1日目 旅のはじまり

昨年の旅日記を書いている途中なのですが、年末にスマホが壊れてキャリア変更したこともあり、写真がうまく取り出せなくて… 機械に弱いとそういうところで躓いて困ります…

青柳寧子
5日前
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一品一合ものがたり・満寿泉(ますいずみ)

2015年の開店以来ずっとレギュラーの「満寿泉(ますいずみ)」。ありまさでは純米を常備しています(人気のお酒なので、どっと出てしまうと売り切れることがございますが…)。…

青柳寧子
6日前
15

昨日、子ども時代の遊びについてつぶやいたら
「寧子さん、一人遊び好きですね」
と言われたので、反射的に
「『ひとり上手』なんだよね」
と答えたのですが…かくも中島みゆきは私の中にすりこまれている(父が大ファンでした)。
改めて読み返すと名曲だらけというか、名曲しかないな…。

青柳寧子
7日前
15

子どもの頃、水たまりを覗き込むのが好きでした。水の中に「似ているけれどこことは違う」世界が広がっているようで。あと、蟻に飴のかけらをあげること、ろう石(せき)で字を描いたり絵を書いたり、スヌーピーのぬいぐるみと話したり。
妄想して、字を書いて絵を描いて…今と特に変わらない(笑)。

青柳寧子
8日前
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優しさ ~Kindness is a lot of things

先日、実家の片付けをした時のことを書かせて頂きました。 この話は、要は、 私の名前「寧子」は父が「皿に心を盛るような優しい子に…」と願ってつけたものなのですが、…

青柳寧子
9日前
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今夏は台湾には行きませんが(5月に訪ねていますし…)本書があれば東京にいながら台湾を満喫!
日々パラパラ読みつつ楽しんでいます。

コロナ禍で進化を遂げたひきこもり系旅行ガイド「東京で楽しむシリーズ」の一冊。他に韓国、ハワイ、フランス、英国、北欧…
国内の海外旅行も楽しそうです♪

青柳寧子
10日前
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用事があっていつもと違う道を通ったら、あら…
三谷八幡神社にまだ茅の輪がある!

思いがけなく夏越しの祓が出来ました。

ここは「茅の輪のくぐり方と唱え詞」という各々が携帯できる短冊が用意されています。
詞を唱えることで心が乱れず、ただただ無心で輪をくぐることが出来ました。

青柳寧子
11日前
19

「バラベント」(監督 グラウベル・ローシャ)1962年の作品で、それまでハリウッド的な作品が多かったブラジルのヌーヴェルヴァーグ。
因習と迷信に囚われた漁村に、都会から青年が戻ってくる。彼は貧困の原因である民間信仰から人々を救おうとするが…。
人間の不可解さと美しさを描く映像詩。

青柳寧子
11日前
12
はじめまして…

はじめまして…

はじめまして、ライターで蕎麦屋の女将の青柳寧子(あおやぎ やすこ)と申します。
東京は緑が丘にある「そば・料理 ありまさ」で女将をしつつ、執筆活動をしています。
ふつつかものではありますが、何卒よろしくお願いします。

大学在学中は美大を受験する人達の予備校で、国語の先生をしていました。卒業してからは美術館で働きました(学芸員資格があります)。
美術に興味があったのです。
その後いろいろあって美術

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映画「ルックバック」に感動して周囲にお勧めしまくっていますが、「観たよ!」という人達が一様に平常心を失っているのが面白いです(笑)。
「共感しすぎて立ち上がれなかった」
「泣きながら手あたり次第グッズを買った」
「入場者特典を神棚に飾った」
大人げない(笑)でも気持ちは分かるよ。

最近忙しすぎて英語の勉強が全然出来ない(´;ω;`)ウゥゥ…
と思っていたのですが、ひょんなことから自分のレモニー・スニケット愛を再確認し
「そうそう彼をインタビューしたかったんだった!」
と動機を思い出しました。初心、大事。
私は読むのは得意なんですが、喋るのがね…頑張ります。

前回観たのは10年以上前でしょうか?
今敏作品は、めくるめく映像美にうっとりさせつつつつも「凡庸で退屈な現実をどう生きるか」のヒントが詰まっていて、同時に「闇落ちのない人生なんて! 闇(病み)最高!」という懐の深さが魅力です。日本のアングラ演劇の影響(唐十郎とか)も感じました。

昨日のダッシュボードを見たら…
累計10万ビューを越えていました!
本当にありがとうございます!!
コメントやスキのにも感激しています(´;ω;`)ウゥゥ

私の記事はつぶやきを除いては割と長いので、読者様の人生の貴重な時間をムダにしないよう、今後も頑張っていこうと思います。

絶対劇場でと決めていた「ルックバック」を昨夜観てきました。
私は冒頭から涙ぐんでいたのですが、これって更年期のせい?
何かを創っている人がたまさかに見る天国、そしてほぼ日常的に続く地獄。魅入られた人達のリアルに共感とため息が…。
私の部屋にドアノブはないけど、買いました⇩(笑)

お客様インタビュー(カフェで雑談風)・石井亜矢子さん(モデル・ボタニカル蒸留家) その4 最終回

お客様インタビュー(カフェで雑談風)・石井亜矢子さん(モデル・ボタニカル蒸留家) その4 最終回

石井さんのインタビューも4回目、今回がいよいよ最終回です。
1~3回目はこちら⇩

やすこ ワークショップは経堂のあきカフェさんだけ?
あやこ 月2回あきカフェでやってて。あとは最近自宅でもやってる。明後日は梅の花の蒸留をして、取れた精油で石鹸を作ったりとか。あとはバーム作ったり。
やすこ 梅ってさ、もう時期が結構すぎてるけど、今取れたやつ?
あやこ とれたてのやつを、特殊な技術で保管してあるので

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一品一合ものがたり・【時々入荷】寒菊

一品一合ものがたり・【時々入荷】寒菊

ありまさのホームページでは、レギュラー以外の「本日の日本酒」を掲載しているのですが、ここに寒菊が載ると「待っていました!」とばかりにご来店下さるお客様がおいでで…、つまり、それくらいの人気銘柄です。

一口含むと…まずはなめらかな口当たりに驚きます。そして爽やかだけれどしっかりしたコクと甘みが…、酒米の旨味が余すところなく引き出されているのが分かるのです。
「ついつい、つまみ無しで呑み続けてしまう

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出不精旅日記・2024.5 台湾1日目 旅のはじまり

出不精旅日記・2024.5 台湾1日目 旅のはじまり

昨年の旅日記を書いている途中なのですが、年末にスマホが壊れてキャリア変更したこともあり、写真がうまく取り出せなくて…
機械に弱いとそういうところで躓いて困ります。
全然書き進めないんですよ~…とぼやいていたら
「別に順番に固執しなくても良いのでは? 書けるところから書いたらいかがですか? 読者はそのあたり(年次とか)どうでもいいんで(笑)」
というアドバイスを頂きまして、
(⊙ꇴ⊙) そうか!!

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一品一合ものがたり・満寿泉(ますいずみ)

一品一合ものがたり・満寿泉(ますいずみ)

2015年の開店以来ずっとレギュラーの「満寿泉(ますいずみ)」。ありまさでは純米を常備しています(人気のお酒なので、どっと出てしまうと売り切れることがございますが…)。

ファンの方曰く
「穏やかで派手さはないけれど、口に含むと米の旨味がじわじわ広がって飽きがこない味」
「薫りが控え目だから、和食の繊細な味を殺さない。ありまさの魚料理(「いわしの山椒煮」など)と相性抜群!」
伝統ある酒蔵が沢山あり

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昨日、子ども時代の遊びについてつぶやいたら
「寧子さん、一人遊び好きですね」
と言われたので、反射的に
「『ひとり上手』なんだよね」
と答えたのですが…かくも中島みゆきは私の中にすりこまれている(父が大ファンでした)。
改めて読み返すと名曲だらけというか、名曲しかないな…。

子どもの頃、水たまりを覗き込むのが好きでした。水の中に「似ているけれどこことは違う」世界が広がっているようで。あと、蟻に飴のかけらをあげること、ろう石(せき)で字を描いたり絵を書いたり、スヌーピーのぬいぐるみと話したり。
妄想して、字を書いて絵を描いて…今と特に変わらない(笑)。

優しさ ~Kindness is a lot of things

優しさ ~Kindness is a lot of things

先日、実家の片付けをした時のことを書かせて頂きました。

この話は、要は、
私の名前「寧子」は父が「皿に心を盛るような優しい子に…」と願ってつけたものなのですが、父の願い虚しく娘は一向に料理が上達せず(ごめん…)、せめて優しい人になるにはどうしたらよいのでしょうね…?
という、どこにも着地しないつぶやきのようなものでした。

これ以降、折に触れて「"優しい"って何かしら?」と考えていたのですが…

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今夏は台湾には行きませんが(5月に訪ねていますし…)本書があれば東京にいながら台湾を満喫!
日々パラパラ読みつつ楽しんでいます。

コロナ禍で進化を遂げたひきこもり系旅行ガイド「東京で楽しむシリーズ」の一冊。他に韓国、ハワイ、フランス、英国、北欧…
国内の海外旅行も楽しそうです♪

用事があっていつもと違う道を通ったら、あら…
三谷八幡神社にまだ茅の輪がある!

思いがけなく夏越しの祓が出来ました。

ここは「茅の輪のくぐり方と唱え詞」という各々が携帯できる短冊が用意されています。
詞を唱えることで心が乱れず、ただただ無心で輪をくぐることが出来ました。

「バラベント」(監督 グラウベル・ローシャ)1962年の作品で、それまでハリウッド的な作品が多かったブラジルのヌーヴェルヴァーグ。
因習と迷信に囚われた漁村に、都会から青年が戻ってくる。彼は貧困の原因である民間信仰から人々を救おうとするが…。
人間の不可解さと美しさを描く映像詩。