もったいないから生まれたお茶
和食と健康ブームで注目されているお茶の
ひとつが『玄米茶』です。
玄米茶とは?
基本的に茶葉の中に玄米を
入れたものですが
正式には、主に番茶を
強火で加熱したものと、
蒸してから炒って狐色になった
玄米や、爆ぜて白いポップコーン状に
なった玄米を、ほぼ同量ずつ
混ぜたもののことをいいます。
誕生のきっかけ
誕生のきっかけとなったのは
戦前、お正月の鏡開きのときに
できる餅屑を勿体無いと
考えた緑茶の商人が、
これを炒って茶葉に混ぜたのが
その誕生の始まりとなりました。
まさにもったいない精神から
生れたという訳です。
その他、お茶にまつわるお話。
★JALの国際線ファーストクラスでは、
「QUEEN OF BLUE」という
中国の高級青茶を頼むことが出来ます。
様々なお値段がありますが
ワインボトルサイズ1本
22000円のものもあります。
★最高級のお値段というと
群を抜いて高いのが、
100gあたり1400万円もする
大紅袍(だいこうほう)というお茶があります。
このお茶は実に350年の歴史を
持つ中国茶で、
原生木はわずか4本しか存在せず、
年間に800グラムしか茶葉を
とることができない
超貴重なお茶といわれています。
★全国屈指のお茶の産地である
静岡県には、全国初の
“お茶愛飲条例”というものが作られ
富士市の複数の小中学校では、
蛇口をひねれば冷茶が
出てくるようになっています。