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必要ならば作りますよ!(エジソン)

発明王エジソンという人物の凄さを
物語るエピソードをご紹介。

エジソンが、生涯で
発明したものの数は
およそ1300程度あるとされます。

有名な発明としては電球や、
蓄音機などがありますが、
次にご紹介するものも
実はエジソンの発明なのです。
 
発電機、強化セメント、ベニヤ板、
ゴムの絶縁体、そして高速道路…
 
エジソンは、自分の発明した
電球を、さらに普及させたいと
考えます。

そこで安い電力を
供給しょうと考え、
水力発電、つまりダムを考えます

しかし、普通のセメントでは
強度不足でした。
そこで彼は無機化学の
研究に乗り出し、
強化セメントを
作り出します。
 
さらに建設には
数万の労働者を
収容する小屋が必要なります。

そこで彼は、
今度は有機化学を研究して
ベニヤ板を考案します。
 
加えて、ダムで電力が
出来ても、
それを送電するためには、
銅線を絶縁する絶縁体が
必要になります。

その当時、アメリカでは
絶縁体としてのゴムは
知られていませんでした。

そのため彼は、
植物学を研究し、
世界中の素材を試した結果、
ブラジルから輸入した
ゴムを利用して絶縁体を
作り出したのです。
 
ダムが完成し、送電線が広がり、
各家庭に電力が
行き渡った結果、
彼の発明した電球は、
記録的な売行きを
見せたのでした。
 
しかし強化セメントのせいで
大量に余ったのが
セメントでした。

急成長中のアメリカ経済に
あって、北米大陸を
走る道路は、
旺盛な経済活動を支えるには、
実はかなり貧弱だったのです。
 
そこでエジソンは、
今度はセメントを
活用して高速道路網を
構築することを提案します。

エジソンは、
こういった一連の流れを
ナチュラル・エクスパンション
(自然展開)と呼んだのです。
日本で言うと
“風が吹けば桶屋が儲かる”
 
最後にこんなお話を…
エジソンは、1900年の初頭に
電気自動車も発明しています。

しかし電気代があまりに高すぎて
ガソリンで走る車が
主流になったのでした。

エジソンと電気自動車

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