見出し画像

物価高 ママ活ご飯は手弁当

 パ活とくれば、芋づる式に頭に湧いて出てくるのがママ活
 実は、ママ活ってどういうものなのか、今一つよくわかっていない。昔のマダムがツバメを飼うっていうのの、庶民版とか、グレートダウンバーションとかいうイメージでいいんでしょうかね?
 「飼う」というほどリッチでもないし、常態とするつもりもなく、ちょっと疑似恋愛ごっこしたい欲求を満たしたい庶民奥さんがするものなの? そんな暇主婦いるの? そういうのって、大体が脳内妄想でお腹いっぱいになるんじゃないの? 
 実際のママ活って、ファミレス辺りでランチしながら、「ママ」の愚痴を聞いて、ちょっとお小遣い貰って、さようなら~なのかな。後は精々、遊園地とかで「ママ」の財布でデートの真似事をするぐらい? その先は……まず、よほどのことがない限りはないように思う。
 もし、自分がママ活男子だったら(自分が男子でも絶対やらないけど、あくまでifの話ね)、おばはんと……なんて考えられない。冗談じゃない。生理的拒絶感がどうしようもない。ママ活なんてするぐらいだから、ママ活男子は倫理観も貞操観念も薄いんだろうけれど、生理的なものはどうしようもないのじゃないかな。
 それにママ活なんてセコいこと考えるぐらいだから、本気になられて面倒くさい事態に陥らないように、最後の砦は守る。うまく回避するんじゃないだろうか。

さて。ようやくタイトルの話。
先日、「パ活市場はデフレかも」なんてと書いたが、この物価高に「ママ」だって財布のヒモは当然、「パパ」より固くなっているはず。
ママ活という疑似恋愛ごっこで家庭を壊したくないママは、当然、家計も壊したくない


 待ち合わせの公園ベンチにて
マ活男「庶民子さん、ボク、お腹空いちゃった」
庶民子「うふふ……そうだと思った。ご飯しましょ」
マ活男「わーい」
 立ち上がりかけるマ活男に庶民子は……
庶民子「はい、これ。お弁当作ってきたの♡」
 手作り弁当を差し出す庶民子。ちなみに弁当は、子供と亭主の弁当の残り 物を詰めたもの。
マ活男「……わ、わーウレシイナ(棒読み)。あ、卵焼きの切れっ端……今、    卵高いからす、すごいな(やっぱり棒読み)」
庶民子「喜んで貰えて私も嬉しい。お茶もあるのよ。デザートもあるわ」
 水筒ボトルとクッキーを取り出す庶民子。クッキーは子供の学校のバザー に出したクッキーの残り。

 さらにインフレが進むと、お弁当はおにぎりだけになり、デザート(?)のクッキーはダンナが保険のおばちゃんから貰ってきた飴ちゃんになる。


 ……なんてね。想像です。想像。
 いや待て。そもそも、今時、保険のおばちゃんの飴ちゃんも経費削減で配られなくなっているのかも。コロナ以降の世の変化スピードが速いので、Baはついていけないよ……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?